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第540話 『ミスタートロット』が大ブレーク!

#アジュンマの井戸端会議 l 2020-02-04

玄海灘に立つ虹

© TV CHOSUN

総合編成チャンネル、TV朝鮮の『明日はミスタートロット(ミスタートロット)』の視聴率が25%を超えました。去年、非地上波の番組で最高視聴率を記録したドラマ『SKYキャッスル』(JTBC)の23.8%を上回る大記録です。


ミスタートロットは1月2日の第1回目の放送で、12.5%の視聴率をたたき出しました。その前に大きな話題をさらった『ミストロット』があったので、そのブームがまだ続いていることもあったと思いますが、その後も順調に視聴率を上げ、第5回で25.7%を記録するに至りました。いまや地上波でも難しい30%台が期待されている『ミスタートロット』、どういう番組なのかご紹介しましょう。


ミスタートロットは、毎週木曜日、夜10時から放送されている、トロット歌手を発掘するためのサバイバル形式のオーディション番組です。といっても、ミストロットと同じくすでに歌手としてデビューした人たちも対象になっています。部門が細かく分かれていて、幼少年部、神童部、職場部、現役部、アイドル部、ダディ部、大学部、他ジャンル部などとなっています。これら合わせて101チームが予選を通過し、本選に進出しました。1万5千人余りの応募のなかから選ばれた101チームの第1次本選から番組はスタートしました。ただのサバイバルではなく、チームミッションを経て、101チームのうち48人が第2次本選に進出し、1対1のデスマッチが行われています。


ミスタートロットで特に話題になっているのは、ミストロットにはなかった神童部と幼少年部の人たちです。神童部というのは、幼いころトロットの神童と呼ばれていた人たちの部で、幼少年部はその名の通り、幼年、少年たちの部です。本選進出者で最年少、9歳のホン・ジャムォン君(チームミッションで脱落)をはじめ、10代の出場者がその歌のうまさと愛らしさで高い人気を誇っています。中高年層の音楽と考えられてきたトロットを感情込めて歌う少年たち、トロットへの熱意にあふれる若者たちの姿が、世代を超えて新鮮に映るのでしょう。


もう一つの成功要因としては、「ストーリー」が挙げられています。参加者全員に、実力だけでなく、生い立ちや体験談、エピソードなどの「物語」があり、それが視聴者に強くアピールしているというのです。また、パフォーマンスにも特徴があります。参加者は歌を歌うだけでなく、楽器を演奏したり、独特のパフォーマンスを披露し、スター性を遺憾なく発揮しています。耳で聴いて目でも楽しめるパフォーマンスは、強烈な印象を視聴者に与えています。


2月4日現在、第2次本選が行われているところで、これから第3次本選、準決勝、そして決勝と駒が進んでいくようです。たった一人のミスタートロットは誰になるのか、熱い視線が注がれています。

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