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インテリア・シミュレーション・サービスを手がける「アーキドロー」

#韓国技あり企業 l 2020-05-11

週間経済フォーカス

ⓒ Archisketch

今日ご紹介した企業は、ソウル瑞草区にある中小企業「アーキドロー」です。

「アーキドロー」は2014年に設立され、家の設計やインテリア配置などをシミュレート、試すことができるソフトウェア、「アーキスケッチ(archisketch)」を開発しました。

まず、部屋の大きさや形を設定すると、部屋が3D空間で再現されます。そこに家具を配置したり、壁紙や床などの色を変えてみたりしながら、インテリアを試すことができます。韓国の住宅のおよそ90%について図面データを持っていて、ユーザーが住所を入力すると、家の図面が自動的に表示されます。ユーザーが選んだインテリアスタイルやプロフィールデータにもとづいてAI=人工知能が家具やインテリア小物などを推薦する機能もあります。


ⓒ Archisketch

「アーキスケッチ」と似たのような3D空間スキャナーはこれまでもありました。しかし、従来の3D空間スキャナーは、専門家向けで、値段が数千万ウォンにのぼります。無料で利用できるソフトウェアもありますが、精度が低いのが課題です。「アーキスケッチ」は、専門家向けより100倍も安く、それでいて精度もまったく落ちません。使い方も簡単です。2次元の図面がない場合でも、スマートフォンに「アーキドロー」が提供するデバイスを取り付けて部屋の写真を8枚ほどを撮るだけで、自動的に線が引かれ、さらに面ができ、あっという間に3D設計図が作成されます。

3年かけての開発が終わった2017年にアメリカの代表的なクラウドファンディングサイトで公開され、爆発的な反響を呼んだ「アーキスケッチ」は、国内外の多くの現場で使われています。国内では、デパート、家具メーカー、家電メーカーなど80社あまりと提携しています。

「アーキドロー」は、まるでゲームをするかのような感覚でインテリアを楽しみ、専門知識がなくても見積もりまで出すことができる、という新しい概念のインテリア・サービスを生み出し、専門家と一般の人との垣根をなくすという快挙を成しとげました。

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