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リュ・ソヨンの短編小説「蟻、私の可哀想な蟻」

2020-06-16

ⓒ Getty Images Bank

彼女の病名は神経性過食症だった。

過食症....

食べ物を食べない、あるいは食べられない拒食症や

一気にものを食べる大食症という言葉は聞いたことがあるが、

過食症は初めて聞いた。


過食症は

拒食症と大食症を合わせたような

悲しくも辛い摂食障害だった。


그녀의 병명은 폭식증이었다.

폭식증....

거식증이나 혹은 그 반대편에 있는 대식증이라는 단어는

내게 꽤 익숙한 것이었지만,

폭식증은 처음 듣는 것이었다.


폭식증을 말하자면,

거식증과 대식증의 요소를 모두 다 갖고 있는

더 슬프고 괴로운 병이었다.



作家、リュ・ソヨンの短編小説「蟻、私の可哀想な蟻」は

神経性過食症に悩まされ、交通事故で亡くなった女性、

シン・ジュヨンのお話です。



#インタビュー:文芸詳論家 チョン・ソヨンさん

味覚は人が持っている感覚のうち、一番社会的な感覚だとされます。誰かといっしょに食事をする時のことを考えると分かりやすいと思います。他人との食事はいたって社会的な行為です。作品に登場する過食症は他人との食事も自分だけの食事も思い通りにはいかない症状で、これは現代社会における個人の孤独、人と人との関係で起きるさまざまな問題を象徴しています。



「何か思い当たることはあるの?」

「子どもの頃からあまり食べませんでした。

私と姉は顔は似ているけど、体型は違うでしょう?

自分の体型を気にするようになった頃から

食べる量を減らしていたような気がします。

自分を小さく...」。

「小さく見せたくて?」

「姉とは小さい頃から仲がよくて、いつもくっついていました。

でも、出かけるといつも二人ともかわいいけど、

私は背が高くて男の子みたいだと言われてました。」

そう、彼女は大きかった。

身長173センチほどの彼女は太ってはいなかったが、がっちりとしていた。


”짐작 가는 건 있을테죠”

“그래요.  어렸을 때부터 남들보다 조금 먹긴 했어요.

 제가 언니랑 얼굴 생김만 많이 닮았지 체형은 완전 딴판이잖아요.

 자신의 체형을 의식하게 되는 나이부터는 

 아마 의식적으로 조금 먹었을거예요.

 조그맣게 보이고 싶어서요”

“조그많게 보이고 싶어서요?”

“ 언니랑 단짝처럼 친해서 어릴 적부터 늘 붙어 다녔었는데,

 밖에 나가면 다들 그랬거든요.

 둘 다 예쁜데, 둘째는 애가 너무 꺼꾸정하니 머슴애 같다구요”수

그랬다. 그녀는 컸다.

키가 173센티쯤 되는 그녀는 우뚝했다.




作家:リュ・ソヨン(1973. ~ 、釜山市生まれ)

デビュー:1994年 「詩と詩学」冬号に発表した詩でデビュー

受賞  :1997年 「文学村」夏季文芸公募展に短編小説「丸を描こうとして」当選

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