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Eコマース・プラットフォーム企業「ユニバーサルコネクト」

#韓国技あり企業 l 2020-12-14

週間経済フォーカス

ⓒ universalconnect

きょうご紹介した企業は、京畿道(キョンギド)城南(ソンナム)市にある中小企業、「ユニバーサルコネクト」です。「ユニバーサルコネクト」は、2019年10月に設立され、東南アジア市場をターゲットにネット販売サイト、オープンマーケットプレイスを提供しています。

韓国では、新しい繊維を使ってつくった衣料品が毎年1000億点くらい市場に入ってきますが、これらの洋服がすべて売れるわけではありません。とくに四季がはっきりしている韓国では、季節外れの在庫は安値で売るか、焼却処分するしかありません。そこで、「ユニバーサルコネクト」が解決策として注目したのが、1年じゅう気温が高い東南アジア市場、なかでもシンガポールです。東南アジアのオンラインマーケットとファッション市場は毎年大幅な成長を遂げています。また、韓国の商品やファッションに対する現地の関心はとても高いものとなっています。ところが、東南アジアでは、韓国の商品は案外販売されていません。そこで、「ユニバーサルコネクト」は東南アジア市場をターゲットにしたeコマースのプラットフォームを開発し、季節外れになって廃棄されてしまう商品を輸出できるようにしました。


ⓒ universalconnect

「ユニバーサルコネクト」のウェブサイトでは、衣料品のほかに、ペット関連商品も販売しています。新型コロナウイルスの影響で、ファッション市場が落ち込むなか、新たな収益を生み出す分野として、成長著しいペット関連市場に注目したのです。ウェブページへのアクセス数は、毎月、前の月に比べて2倍ずつ増えるなど、手ごたえを感じています。こうした柔軟な対応が可能なのは、シンガポール現地にも拠点を置く「ユニバーサルコネクト」の企業構造のおかげです。

これまで、規模の小さい会社は海外に進出したくても現地に関する情報がなかったり、商品の配送やアフターサービスが難しかったり、といった課題のため、なかなかグローバル市場にアクセスできませんでした。それが、「ユニバーサルコネクト」のeコマースプラットフォームにより、規模の小さい小売り・卸売り業者もグローバル市場を舞台にビジネスすることが可能になったのです。しかも、厄介だった季節外れの在庫を利用してです。

国内のアパレル業界に大きなビジネスチャンスを提供している「ユニバーサルコネクト」。これからは、シンガポールにとどまらず、東南アジア全体にKファッションを広げる役割が期待されています。

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