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AI=人工知能技術を採用した医療機器を開発・販売する「アイドット」

#韓国技あり企業 l 2021-04-05

週間経済フォーカス

ⓒ AIDOT

きょうご紹介した企業は、ソウル市松坡(ソンパ)区にある医療機器メーカー「アイドット」です。「アイドット」は2014年6月に設立され、主力ビジネスとして、女性のがんである子宮頸がんを人工知能技術で早期に発見できるAIソリューション「サービレイ(Cerviray)」を開発・販売しています。

「サービレイ」は、子宮の入り口である子宮頸部を拡大して撮影できる特殊カメラと、人工知能を用いてがんを見つけ出すソフトウェアで構成されています。3万件以上のデータを学習させ、高い精度を実現しています。また、持ち運びが自由で、海外で検査が行われても、その結果について韓国の優秀な医療スタッフと遠隔でコミュニケーションでき、検査の結果について医師のアドバイスを受けることができるようになっています。

世界の子宮頸がんによる死亡者の85%が中国や東南アジアなど発展途上国に集中しています。まだ医療インフラが十分に整っていないためですが、幸いなことに、最近、発展途上国でも子宮頸がんの予防に関する正しい知識の普及や予防措置に関する意識の啓発が進んでいます。それに伴って、「サービレイ」の需要も伸びており、「アイドット」は中国・深センに現地企業との合弁会社を設立し、中国国内でサービスを行うための認証の取得に向けた手続きを行っていほか、インドネシア、フィリピンとも契約を結び、近く輸出を始める予定です。


ⓒ AIDOT

「アイドット」は、「サービレイ」以外にも頸動脈の超音波検査によって得た画像データをAIがわずか10秒で分析し、脳卒中の危険があるかどうかを判断するシステムや、胃カメラの検査中にリアルタイムで病変を検知し、胃がんの見逃しを防止するAIを活用した診断支援システムの開発も終えています。 

「アイドット」の製品が舞台とする市場の規模は、2025年には47兆ウォン、およそ3.9兆円に成長すると見込まれる巨大な市場です。この市場で、グローバル企業に成長することを目指しています。それに甘んじることなく、会社として達成した成果を社会に還元し、人類の健康と幸福に貢献する企業になることを最終的な目標としています。最先端のAI技術で医療の質の向上を目指す「アイドット」が、医療の世界にどのような変革をもたらすか楽しみにしたいと思います。

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