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サムスン電子とLG電子が好業績を達成

#今週の経済の焦点 l 2021-07-12

ⓒ YONHAP News

ことし4月から6月までの第2四半期に、韓国のサムスン電子とLG電子がいずれも市場予想をはるかに上回る業績を達成しました。

サムスン電子は、ことし第2四半期の売上高は63兆ウォン、営業利益は12兆5000億ウォンになるとの見通しを示しました。前の年の同じ期間に比べて、売上高はおよそ19%、営業利益は53%増え、市場の予想を大きく上回りました。サムスン電子はメモリーチップの販売シェア世界1位で、半導体市場の活況に支えられた好調なサーバー需要によって、第3四半期の利益が押し上げられたものとみられています。

LG電子も市場の予想を大幅に上回る業績を達成しました。LG電子が発表した第2四半期の連結決算によりますと、売上高は前年の同じ期間に比べて48%多い17兆1101億ウォンとなり、営業利益は65.5%多い1兆1128億ウォンでした。生活家電とテレビでそれぞれ販売が好調で、過去最高の業績となった第1四半期に続き、良好な業績が続いています。

ことし下半期のサムスン電子、LG電子の業績は上半期を上回る可能性があるとみられています。サムスン電子は半導体価格の上昇が本格化しているうえ、スマートフォンのシェアも徐々に回復しており、第3四半期も良好な業績が続く見込みです。LG電子もさまざまな消費者のニーズを反映したプレミアム家電の需要が伸び、家電の需要期である下半期に営業利益が最高を記録すると予想されています。

2社に限らず、韓国企業は海外の企業に比べて比較的健闘したと評価されています。韓国の経済団体、全国経済人連合会の分析によりますと、世界上位2000社の営業利益率の平均は6.4%で前年に比べて1.5ポイント下がりましたが、韓国企業の営業利益率の平均は4.5%で、前年に比べて1.2ポイント上昇しています。

超一流企業に向かって前進する韓国企業の活躍と、それを支える政府の政策支援を期待するとともに、その恩恵が、中小企業や家計など、韓国社会の隅々に及ぶことを願いたいと思います。

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