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第623話 ドラマ『イカゲーム』ブーム!

#アジュンマの井戸端会議 l 2021-09-28

玄海灘に立つ虹


OTTでの順位チャートを提供する「フリックスパトロール」によりますと、ネットフリックスオリジナルの韓国ドラマ『イカゲーム』が、9月26日の時点で全世界でストリーミングされたネットフリックスドラマのうち4日連続で1位を記録しているということです。


国別ではネットフリックスが観られる83ヶ国のうち、インド(4位)、バングラデシュ(3位)、イタリア(2位)、ロシア(2位)など7か国を除く国で1位となっています。特にアメリカで1位になったことが評価されています。ネットフリックスを通じて配信された韓国ドラマがアメリカで1位になったのは初めてだからです。これまでは去年12月に配信された『スイートホーム』の3位が、アメリカでの韓国ドラマの最高記録でした。


監督は、シム・ウンギョン主演の『怪しい彼女』(2014、韓国)を手掛けたファン・ドンヒョクさん。主演は映画『新しき世界』、『神と共に』のイ・ジョンジェ、ドラマ『刑務所のルールブック』のパク・ヘスが共演しています。


『イカゲーム』は、主人公を含めそれぞれの事情を抱えた人たちが巨額の賞金がかかっているサバイバルゲームにチャレンジするというストーリーです。地下鉄のホームで見知らぬ男性から10万ウォンを賭けたメンコ勝負を持ち掛けられ、そこで男から電話番号が記された名刺をもらい、ゲームに参加することになります。ゲームに参加した人たちは、ギャンブルや詐欺、失業などで多額の借金を抱えている人たち、合わせて456人。ドラマの中で行われるゲームは複数あり、人数分の456憶ウォン(約43億円)の賞金がかかっています。 


タイトルのイカゲームは、1970年代から80年代にかけて、子どもたちの間で流行っていた遊びのことです。実際、最初のシーンではこのゲームが紹介されています。ドラマの中で行われるゲームはどれも、同じぐらいの時代に子どもたちが遊んでいた、ごく単純で、ノスタルジックなものばかりです。


ドラマが世界的に人気を得ていることで、ドラマに出てくるゲームや品物にも関心が集まっています。韓国国内では、ビー玉の販売が増加し、海外ではタルゴナ(日本のカルメ焼きに近い)キットや洋銀のお弁当箱などが高い値段で売れているということです。オンラインショッピングサイトのオークションによりますと、『イカゲーム』が配信された9月17日から23日まで、ビー玉の売り上げがその前の月の同じ期間に比べて860%増えたということです。世界的なネットオークションサイトのイーベイでは、映画に出てきたゲームの一つのタルゴナづくりのためのキットが23.99ドル(約2万8,000ウォン)で、ドラマに出てくる洋銀のお弁当箱も同じサイトで35ドル(約4万ウォン)で販売されているということです。主演のイ・ジョンジェが着ている「456」の番号付きのTシャツもよく売れているそうですし、ハロウィン向けの衣装として、ゲームの進行を務める仮面男のピンクの衣装が好評発売中だそうです。

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