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画像解析ソリューションを開発・提供する「ピンテル」

#韓国技あり企業 l 2021-11-15

週間経済フォーカス

ⓒ PINTEL

きょうご紹介した企業は、ソウル市瑞草(ソチョ)区にあるIT企業、「ピンテル」です。

「ピンテル」は2016年に設立され、画像解析ソリューションを開発・提供していて、これまで、スマートシティに関して政府が国策として進めた課題を25件解決しています。

スマートシティとは、最先端のデジタル技術を活用して、都市インフラや施設、運営業務などを最適化、高度化し、企業や生活者の利便性・快適性の向上を目指す都市を意味します。スマートシティには、教育やエネルギーなど様々な分野がありますが、「ピンテル」が力を入れているのは交通と防犯です。AIを活用した画像解析技術をもとに、「スマート横断歩道」システムを開発しました。監視カメラとセンサーが歩行者をモニタリングし、横断しようとする歩行者がいない場合は、車両用信号の青信号を延長します。また、高齢者や車いすに乗っている人、子供など時間内に渡りきれない歩行者がいる場合は歩行者用の青信号を延長し、安全に渡れるようにします。さらに、交差点で、リアルタイムで直進・左折・右折する車両の交通量を分析し、それをもとに信号を制御する「スマート交差点」のシステムも開発しました。

「スマート横断歩道」と「スマート交差点」のシステムは、ソウルをはじめ、全国各地に試験的に設置されていて、その数は次第に増えています。これは、「ピンテル」の優れた技術力に支えられたものです。解像度が高い映像をデータの損失なく解析するには、コンピューターによる膨大な計算処理が必要です。「ピンテル」では、その計算処理を減らしながらも正確に解析する技術を開発しました。従来の技術に比べて、監視カメラの映像を解析する時間を35%短縮し、必要なコンピュータリソースをおよそ60%減らすのに成功しました。一方で、精度はおよそ20%上がっています。

「ピンテル」の技術革新は止まりません。研究を重ねた結果、画像解析時間をこれまでに比べて80〜90%短縮できる技術の開発をほぼ終えています。また、12メートル以上離れた場所からも99.7%の高い精度で顔を認識できる 顔認識ソリューションを開発し、これをもとに、無人店舗やマンションの入室管理などの分野に参入する考えです。海外進出にも取り組む計画です。

「ピンテル」が実現していく安心・安全なスマートシティはどんな形になるのか、楽しみに見守りたいと思います。

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