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2024年は韓国プロ野球変化の年

2024-01-17

玄海灘に立つ虹

ⓒ Getty Images Bank
韓国のプロ野球は今年、大きな変化を遂げます。 韓国ではロボット審判と呼ばれる「自動ボール判定システム」(ABS)が1軍の試合で正式に導入されます。また ABSと一緒に導入されることが検討されていた「ピッチクロック」(投球間の時間制限)は今回は導入を見送ることになりました。
韓国野球委員会(KBO)は11日、2024年第1次理事会を開き、 ABS の2024シーズン導入を最終的に確定しました。「ロボット審判の導入によりストライクゾーンが狭くなり、投手が四球を乱発する可能性がある」という意見に対しては「この4年間二軍でテスト導入して誤差の範囲を最大限減らした」と説明しています。ABS は投球がボールかストライクかを機械が自動的に判定し、審判に信号で伝えるシステムです。二軍でのテスト導入の結果、ボールかストライクかの判定の正確さ、一貫性維持、判定結果が審判に伝えられる時間短縮などで成果をあげました。このABSは日本はもちろん、アメリカのメジャーリーグでもまだマイナーリーグでしか実施されていない技術だということです。KBOは「すべての投手と打者が同じストライクゾーンの判定を適用でき、公正な試合進行が可能になる」と説明しています。
一方11日の理事会で投手の投球時間を制限するピッチクロックについては時期尚早だという意見が大半でした。メジャーリーグでは2023シーズン、走者がいない場合は15秒、走者がいる場合は20秒以内に投手がボールを投げるように規定しました。大谷選手もこの新しいルールで苦労している姿を去年テレビで何度も見た気がします。KBOは、ピッチクロックの趣旨については肯定的な立場ですが、投手が適応するまでには時間がかかるとみています。そのため二軍では今シーズンの前半に導入するものの、一軍での導入は前半期のテスト運営後、後半期に導入するかどうかを最終的に決めることにしました。KBOはこのほか、ベースの大きさをこれまでより大きくし、攻撃的なプレーを誘導することにしました。
韓国プロ野球でのABSの導入が、今後日本のプロ野球やアメリカメジャーリーグにまで影響を及ぼすのか、興味深い点です。 KBOは2月中に、全国の各球場に関連装備を設置するなど、今シーズンの準備を整える方針です。
一方、今年3月にアメリカメジャーリーグ、ドジャース対パドレスの開幕戦が行われるソウルのドーム球場、高尺スカイドームは現在大規模な改修工事が行われています。MLBは去年の7月に2024年のレギュラーシーズンの開幕戦をソウルで開催すると発表し、8月に調査団を派遣して球場内をチェックしました。その結果、高尺スカイドームを管理するソウル施設公団にいくつかの要望を出したようです。公団側はこれを受けて工事を進めています。3月のシーズン開幕がいろいろな意味で楽しみです。

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