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スターバックスのグッズ

#マル秘社会面 l 2020-05-27

玄海灘に立つ虹

ⓒ Starbucks Coffee Company

スターバックスは季節ごとに各種イベントを行っていますが、今年の夏のイベントの景品を欲しいがために300杯もの飲料を注文して景品のグッズだけもらい飲料は取りに来なかった消費者がおり問題になっています。

今年のサマーイベントはミッション飲料3杯を含めた17杯の飲料を買うと、スターバックスの「サマーチェア」または「サマーレディバック」が先着順でもらえるというものです。この「サマーレディバック」が欲しいためにこの消費者はソウルヨイドのスターバックスで飲料300杯を注文した後、飲料1杯と「サマーレディバック」だけもらい立ち去ったため、残りは他のお客に提供したり、一部はそのまま廃棄処分されたということです。

「サマーチェア」は移動と保管に便利な旅行用の椅子、「サマーレディバック」はピクニックや旅行の時に使うキャリアバックでスターバックスのロゴマークが入っています。このイベントは景品の数が限られているので、特に人気がありオンライン上には「飲料17杯を買ってレディバックをゲット」「うちの近くではもう無くなっていたので知人に頼んで買ってもらった」などという書き込みが目立ちます。また中古市場では高価で売買されており、問題の「サマーレディバック」はオンラインで10万ウォン以上の値段で取引されています。

スターバックス側は毎年イベントのたびに「先着順」だとだけ公表し、先着順で売り場ごとに何個の景品を準備しているのかは一切公表していません。そのため不安心理が作用し、人気のある商品を手にするために今回のような無謀なことをしでかしてしまうのかもしれません。

スターバックス側は「今回の景品のサマーレディバックの場合、大きさが大きいので売り場ごとに準備している数は限られているが無くなればまた再入荷するので、25日現在で準備した量のまだ10%しか出ていない」ということです。また今回問題になった300杯を買ったという顧客については「顧客の情報なので具体的な注文量を確認することはできない」と言っていますが、大量の購入があった事実に関しては認めています。

飲料はすてて景品だけ持って行ったこの顧客に対してリセラー(中古市場に売る人)ではないかという分析が出ています。そうでなければ一人で景品20個近くを持っていくことはないという理由からです。スターバックス側は今回の事件の反響の大きさから対応策をまとめるとしています。

このようなグッズマーケティングとそれに熱中するグッズ人気は前からありましたが、今回は300杯という数字とそれを買っただけで飲まなかった、無駄にしたという点で注目を浴びていると言えます。

スターバックスは世界的なブランドですが特に韓国では絶大な人気があります。それについて心理学の専門家は「最近はすべてがファンドム(Fandom)心理のようです。自分がそのファンになったらすべてがよく見えるというものです。このような風潮は世界的ではありますが、特に韓国では集団性、群集性が強いのでさらに目立つと言えます」と話しています。

現在韓国のスターバックスにはオリジナルグッズを作るための専門デザインチームがあり、全世界75か国のスターバックスのうちデザインチームがある国はアメリカと韓国だけだそうです。さらに年間平均300種類ほどのグッズが発売されており、その80%をこのチームがデザインしています。それだけ韓国独自のものが多いということです。

300杯もの飲料を注文した人が、中古市場に売るためのビジネスで行ったのかどうか、はっきりしたことは分かりませんが、その背景にスターバックスに対する韓国人のファン心理があるのは確かなようです。私もスターバックは好きでよく利用していますが、しかし300杯のコーヒーが無駄になったというのはやはり許せません。

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