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高精度3次元地図を開発する「モビールテック」

#韓国技あり企業 l 2020-08-10

週間経済フォーカス

ⓒ MOBILTECH

きょうご紹介した企業は、ソウル市麻浦(マポ)区にある中小企業「モービルテック」です。「モービルテック」は、2017年に設立され、LiDARセンサーを活用した高精度3次元地図を開発しています。

LiDAR は、レーザー光を使ったセンサの一種で、対象物までの距離はもちろん、位置や形状まで正確に検知できることが特徴で、市街地における自動運転には必要不可欠とされています。「モービルテック」では、LiDARを用いて、悪天候でも瞬時に周りの環境・空間を認識できる3D空間スキャナーを開発し、これをもとに高精度3次元地図をつくっています。

「モービルテック」の独自の技術で開発した3Dスキャナー「レプリカシリーズ」は、これまでの努力が生み出した成果です。LiDARセンサーとカメラを用いて3次元地図の作成に必要な精密空間データを収集し、コンピューターによる機械学習、ディープラーニングによって収集したデータを処理します。自動運転車で重要なのは、その位置をセンチメートル単位で正確に認識できるようにすることですが、「モービルテック」は、誤差を10センチメートル程度までに抑えています。

こうした技術力が認められ、現代自動車やネイバーなど国内の大企業からの投資を取り付けたほか、去年は、韓国を代表する自動運転技術の企業として認められ、文在寅(ムン・ジェイン)大統領のフィンランド訪問に同行しました。

3次元地図は、不動産業界でも利用でき、スマートシティなどの都市計画にも役立ちます。軍事分野やゲーム、バーチャルリアリティのコンテンツでも活用できるなど、幅広い分野での利用が期待されています。「モービルテック」は、多様な産業で活用可能なビッグデータ活用地図プラットフォームの構築を目指しています。

自動運転車の市場拡大に伴って、大きな成長が期待される3次元地図の市場。この市場でナンバーワンを目指す「モービルテック」の夢を応援したいと思います。


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