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仮想現実=VRゲームの開発を手がける「フェイクアイズ」

#韓国技あり企業 l 2020-10-19

週間経済フォーカス

ⓒ PAPER TIGER LLC

きょうご紹介した企業は、ソウル市麻浦(マポ)区にあるゲーム会社、「フェイクアイズ」です。「フェイクアイズ」は2016年9月に設立され、仮想現実=VRゲームを開発しています。

VRゲームの魅力は、何と言っても迫真の没入感にあります。しかし、VRゲームを楽しむためには、パソコンを操作するコンソールなど付属機器を買わなければならず、一般のユーザーには負担になっています。そこで、「フェイクアイズ」では、モバイルVRゲームを開発しました。「フェイクアイズ」が開発したゲーム「コロニクル(Colonicle)」は、主人公の視点で空間を進みながら戦うシューティングゲームで、モバイル環境に最適化されたVRゲームです。スマートフォンさえあれば、VRの没入感を堪能できることが最大の強みです。また、ソーシャル機能があって、仮想空間のなかでほかのプレイヤーと会話をすることができます。


ⓒ PAPER TIGER LLC

「フェイクアイズ」の活躍はゲームの分野にとどまりません。キム・ソクチュン代表は、中国・武漢で新型コロナウイルスの感染が広がったことし1月、非対面授業の拡大を予想してVR学習プラットフォームの開発にとりかかり、5月に「クラスV(ClassV)」を市場に出しました。教室1つ当たり40人までアクセスでき、頭に装着するヘッドマウントディスプレイとパソコンさえあれば、仮想の空間で授業を受けることができます。このようなVR学習システムのプラットフォームは、世界で初めてです。音声会話や黒板への板書、動画や文書の共有が可能で、ユーザーの分身となるキャラクター、アバターを用いて互いにコミュニケーションすることができます。さらに、前後左右360度の映像に対応しており、極めて高い臨場感を実現しているのも特徴です。

VRは、AR=拡張現実と並んで、第4次産業革命の一翼を担う技術とされています。韓国政府もVR・AR産業の育成・発展政策を積極的に展開しています。グローバル市場でもVR市場は急成長しています。「フェイクアイズ」は、VR技術をリードするグローバル企業を目指し、今後のロードマップを設定しています。

VR技術を現実の世界にどこまで広く浸透させることができるのか、「フェイクアイズ」の活躍が注目されます。

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