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AIによって将来無くなる職業は?

#マル秘社会面 l 2023-11-22

玄海灘に立つ虹

ⓒ Getty Images Bank
AI(人工知能)がどんどん日常に入り込んでくると、無くなってしまう、AIに職を奪われてしまう職業がでてくるのではないか。心配ですよね。韓国でも話題になっています。韓国銀行が16日に発表した報告書「AI(人工知能)と労働市場の変化」によればAIに職を奪われてしまう可能性の大きい職業は341万種類、およそ400万種類だと言う事でした。韓国銀行はこれを「AI露出指数」で算出しました。この指数は現在の AI技術で遂行できる業務が各職業の業務にどれほど集中しているかを表わしたものです。
その結果、この指数が高くAIに取って代わられる可能性が高い職業として挙げられたのが、化学工学エンジニア、発電装置の操作員、鉄道機関士などで、反対に指数が低い職業が飲食関連の単純従事者、大学教授・講師、宗教関連従事者、運送サービス従事者などでした。さらに職業をより細かく見ていくと、一般の医師と韓方医師のAI露出指数が上位1%に入るほど高く、その他にも会計士、資産運用家、弁護士などが高い数値を示していました。反対に聖職者や大学教授は指数が非常に低く、歌手やボディガードは下位1%でした。
最初にAIに職を奪われてしまう可能性の大きい職業の規模は341万種類だと言いましたが、これは「AI露出指数」の上位20%に含まれている職業群です。これを上位 25%にまで広げるとその数は398万種類にまで増え、およそ400万種類の職業がAIに奪われてしまうことになります。
ここまで見てくると医師や弁護士などの高所得の専門職がむしろAIの脅威に脅かされていることになります。これはAIの技術が過去の新技術とは違いむしろ高学歴、高所得階層に最も大きな影響を与えるというものです。2000年からこの20年間に産業用のロボットやソフトウエア―技術が本格的に導入され、主に低学歴、中間所得階層に影響を与えてきました。産業用ロボットが反復的、肉体的な労働を人間に変わって行ってきたからです。それに対してAI技術は非反復的、認知的な分析業務に主に活用されるとされ、そのため高学歴、高所得の階層に大きな影響を与えるということです。
しかし新しい技術は既存の職業を奪うと共に、新しい職業を創出することにもなります。そのためAI時代が本格化すれば新しい能力が求められることになります。
STEM技術というものです。これは科学Science、技術Technology、工学Engineering、数学Mathmaticsを合わせた言葉です。このような STEM技術をもとにしたソフトスキルに対する需要が大きく増えるものと展望されます。ソフトスキルとは、AIにはできない社会的な技術、つまりチームワークや意思の疎通能力のようなソフトスキルが必要になってくるということです。
それにしても先月のこの時間で「医大の定員増員」について話たばかりで、その医師と言う仕事がAIに奪われてしまうかもしれないというのですから、混乱してしまいます。AI露出指数が下位1%だった歌手やボディガードが将来的には一番有望な職業だということでしょうか。でも歌手になるのも、医大に入るくらいに大変ですよね。

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