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経済

韓国化粧品大手の「LG生活健康」

#韓国技あり企業 l 2019-02-11

© LG Household & Health Care

きょうご紹介した企業は、 韓国の化粧品業界1位の「LG生活健康」です。

LGグループの沿革は1935年の「具仁会商店」から始まります。当初は、木綿や絹の商売から事業を始め、第二次大戦後は、化粧品クリームの販売を行い、1947年に「楽喜(ラッキ)化学工業所」を創立し、化粧品クリームの生産を始めました。その後、石鹸、歯磨き粉、合成洗剤、シャンプー、食器用洗剤などを韓国で初めて開発し、韓国の生活用品に変化をもたらし、2001年に独立法人「LG生活健康」となりました。

「LG生活健康」は、去年、アメリカの経済専門誌「フォーブス」が発表した「世界で最も革新的な企業100社」で27位に選ばれています。また、売上2兆ウォンを達成した「ザ・ヒストリー・オブ・フー」の活躍に支えられ、去年、4年ぶりに韓国の化粧品業界で1位となりました。


© LG Household & Health Care

「ザ・ヒストリー・オブ・フー」は、皇后のみが使用を許されていたというという宮中秘伝の韓方成分と韓方薬剤を配合し、それらを東洋医学と現代科学で再現させたものです。去年、化粧品の単一ブランドとしては、韓国で初めて売り上げ2兆ウォンを達成しました。

「LG生活健康」を代表するもう一つのブランド「スム37°」の人気も根強いものとなっています。「スム37°」は、簡単にまねできない発酵技術でつくった、自然がもつ生命力を肌の奥まで届ける機能性化粧品です。2007年に発売されました。発売当初、韓国では、発酵化粧品は初めてでしたが、評判が口コミで広がり、すぐに有名になりました。「スム37°」は、発売から1年で400億ウォンの売上を達成し、去年の売り上げは4000億ウォンを超えています。

全く新しい製品を開発し、化粧品の地平を広げている「LG生活健康」。この会社の今後の活躍が注目されます。


© LG Household & Health Care

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