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経済

AI=人工知能の技術で注目される「スケルターラボス」

#韓国技あり企業 l 2019-03-25

© Skelter Labs

きょうご紹介した企業は、ソウル市城東(ソンドン)区にあるベンチャー企業、「スケルターラボス」です。

「スケルターラボス」を設立したチョ・ウォンギュ代表は、韓国のベンチャー第1世代です。ソウル大学コンピューター工学科を卒業し、KAIST=韓国科学技術院の大学院でコンピュータ工学を研究したチョ代表は、1993年にビジネスを立ち上げ、インターネットファックスを開発し、1999年には、世界で最初の無料インターネット電話を開発しました。そして、2015年に「スケルターラボス」を設立し、AI技術の開発に取り組んできました。

「スケルターラボス」が保有している技術を大きく分けると、人の話を聞き取る音声認識、人の言葉を自然に表現する音声合成、会話の文脈を理解し、答えることができる対話型の人工知能技術があります。また、ユーザーが置かれた状況や文脈を認識する状況認識技術、カメラで撮影された画像や映像に映る対象を理解するビジョン技術などを集中的に開発しています。なかでも「スケルターラボス」の状況認識技術は、これまでのAI技術から格段に進展したもので、高い技術力を早くから認められています。

技術開発に拍車をかけている「スケルターラボス」は、AI技術を用いた部品欠陥検出システムを開発し、産業の現場に設置して成果をあげています。よい手応えを得ているこの技術は、来月日本で開かれる、日本最大のIT展示会「Japan IT Week」でも紹介されます。

「スケルターラボス」は、人工知能のグローバル企業となり、世界じゅうの人々の暮らしを豊かにすることを目指しています。


© Skelter Labs

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