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経済

LiDAR(ライダー)の開発に取り組む「エスオーエス・ラボ」

#韓国技あり企業 l 2019-11-11

週間経済フォーカス

© SOS Lab

きょうご紹介した企業は、 京畿道(キョンギド)城南(ソンナム)市にある中小企業で、自動運転車に搭載され、レーザーで物体との距離を測るLiDAR(ライダー)の開発に取り組む「エスオーエス・ラボ」です。

「エスオーエス・ラボ」は、2016年6月に設立されました。光州市にある国立大学、光州科学技術院で15年ほどLiDARについて研究してきた4人で会社を立ち上げました。

ドライバーを必要としない完全自動運転を実現するためには、自動車が周りの情報を集める必要があり、そこで注目を集めている技術が「LiDAR(ライダー)」です。LiDARは、レーザー光を使ったセンサーの一種で、対象物までの距離はもちろん、位置や形状まで正確に検知できることが特徴です。自動運転に必要不可欠とされていますが、まだ量産化の段階には至っていません。

従来のLiDARは、 レーザーと検出器を回転させることで360度全方位を観測する機械的回転方式が主流でしたが、モーターでヘッド部分を動かすため耐久性に課題があり、小型化・軽量化が難しく、コストも高いなど量産する上でのデメリットが多くなっていました。

そこで、「エスオーエス・ラボ」は、電磁式のミラーを動かしてレーザー光を走査するMEMS=微小電気機械システム方式と、従来の「モーター方式」を組み合わせたハイブリット型のLiDARを開発しました。ヘッドではなくミラーをモーターで回転させるため、小型軽量化が可能で、MEMS方式より検知領域が広くなっています。寿命は15年以上と長く、30万キロの走行にも耐えられる耐久性を持っています。何よりも、生産コストが低いのが強みです。

ハイブリッドLiDARで、特許や設計技術を持つ「エスオーエス・ラボ」は、センサーに関する調査会社の「LEDインサイド」により、「注目されるLiDARメーカー」に選ばれました。

「エスオーエス・ラボ」は、自動運転車の時代の到来を少しでも早めることを目標に、研究開発に取り組んでいきたいとしています。


© SOS Lab

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