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経済

RPAの市場をリードする企業、「イーデンティーエヌエス」

#韓国技あり企業 l 2020-01-20

© EDEN TNS

きょうご紹介した企業は、ソウル市永登浦(ヨンドゥンポ)区にあるIT企業、「イーデンティーエヌエス」です。「イーデンティーエヌエス」は、ロボットによる業務自動化を意味するRPA=ロボティック・プロセス・オートメーションの市場で頭角を現しているIT企業です。

「イーデンティーエヌエス」は、2009年に設立され、「HP」や世界最大のプリンター専業メーカー「レックスマーク」などと提携し、年間売上高200億ウォンを達成するまで成長しました。そして、設立から10年となった去年、RPA=ロボティック・プロセス・オートメーションのソリューションを開発し、新たなビジネスに乗り出しました。

RPA は産業用ロボットの一種で、パソコンの中に存在するソフトウェアロボットです。RPAを導入すれば、入力やチェック業務といった、従来は手作業でやっていた単純作業を、ロボットが代わりにやってくれます。効率化による人手不足の解消やコストダウン、不注意によるミスの削減などが可能になります。

「イーデンティーエヌエス」のRPAソリューションの大きな特徴は、使い方が簡単であることです。RPAが導入されると、労働者は退屈な反復作業から解放されますが、RPAの使い方が難しいと、ソリューションそのものを使いこなせません。「イーデンティーエヌエス」は、「使いやすさ」に重点を置いて開発を進め、初心者でも1、2週間あれば使いこなせるロボットソリューション、「ワートロニクス(Wortronics)」を市場に出しました。

「ワートロニクス」は、製品の優秀さが認められ、去年、グアム電力公社に供給する成果を上げました。ことしは、日本で勝負に挑みます。産業用ロボットの先進国である日本で認められれば、ほかの国にも進出できると確信している「イーデンティーエヌエス」は、いろいろな企業との提携によって市場拡大を図っていく計画です。


© EDEN TNS

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