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経済

新型コロナウイルスの治療薬の開発の現状と開発による経済的効果

#今週の経済の焦点 l 2020-06-15

週間経済フォーカス

ⓒ YONHAP News

韓国化学研究院など政府系の研究機関からなる「新型ウイルス融合研究団」は9日、新型コロナウイルス治療薬の候補物質を開発し、民間に移転しました。

開発された候補物質をサルの腎臓細胞に投与したところ、治療薬の候補とされる、アメリカのギリアドサイエンス社が製造するエボラ治療薬「レムデシビル」より、ウイルスを死滅させる能力が50倍ほど高いことがわかりました。2024年までの製品化を目指し、臨床試験を進めるとしています。

新型コロナウイルスの終息を目指し、世界の主要国は治療薬とワクチンの開発に全力を傾けています。新型コロナウイルスのワクチン、治療薬の開発をめぐる各国の競争は激しく、開発に成功した国は、経済的・社会的地位が一気に高まると予想されています。

2009年に流行した新型インフルエンザの治療薬「タミフル」をみると、その経済的効果がいかに大きいかがわかります。「タミフル」を開発したアメリカのギリアドサイエンス社は、「タミフル」を開発する前は、小規模のベンチャー企業でしたが、開発後は時価総額960億ドルの大企業に成長しました。

韓国は、新型コロナウイルスの防疫で世界から高い評価を得ています。韓国が治療薬またはワクチンの開発に成功した場合、韓国はバイオ大国へと飛躍することができ、将来の大きな収益源を確保することができると考えます。

アメリカやイギリスなどの世界的な製薬会社が相次いで第3相試験に着手し、早ければことしの年末には新型コロナウイルスのワクチンが開発される見通しとなっています。韓国も迅速かつ積極的な対策により、新型コロナウイルスとの闘いに貢献することを期待したいと思います。

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