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経済

没入型高臨場感メディアのプラットフォームを提供する「サルリン」

#韓国技あり企業 l 2021-01-25

週間経済フォーカス

ⓒ SALIN

きょうご紹介した企業は、ソウル市麻浦(マポ)区にあるIT企業、「サルリン」です。

「サルリン」は、VR=仮想現実やAR=拡張現実の端末を使って、消費者が映像を視聴するソリューションを開発し、さらに、3次元の仮想空間で複数のユーザーが同時に活動できるようにするソリューションを開発しています。

新型コロナの流行で遠隔会議を行うことが多くなっていますが、非言語コミュニケーションが取りづらく、対面に比べて「気をつかう」「疲れてしまう」と感じる人の多いのが課題となっています。「サルリン」が提供しているサービスは、ARメガネを使って、同じ仮想空間の中で相手の顔を見ながらコミュニケーションする会議システムで、より充実したコミュニケーションが可能になっています。

「サルリン」の主力製品は、イマーシブメディア=没入型高臨場感メディアのプラットフォーム「エピックライブ(Epic Live)」です。これまでの360度VR映像は、あらかじめ決められた視点からの全方位映像を視聴することができますが、これに対し、「エピックライブ」は、コンサートやスポーツの試合などを仮想の映像空間内を移動しながら、自由な視点から楽しむことができます。

高い技術力が認められ、「サルリン」は2018年、革新的なソリューションや技術を発掘してビジネス化を支援する「ソフトバンクイノベーションプログラム」の選考で優秀企業に選ばれ、2019年に日本でサービスをスタートさせました。このほか、タイの企業と輸出契約を結ぶなど、海外市場への進出を本格化させています。

「サルリン」はこのほど、仮想空間を表現するためのソフトウエア、XRエンジンの国産化に成功しました。海外で開発されたものに比べてもっと使いやすく、音声やテキストでのチャットといったリアルタイムコミュニケーション機能を搭載しており、今後、韓国の企業や行政機関による利用が多くなる見込みです。

従業員を大切にしながら、世界市場をリードする企業になると語る「サルリン」が今後、どう活躍し、どんな評判を残すか楽しみです。

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