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論点

U―20W杯、韓国は準優勝

2019-06-22

ニュース

ⓒYONHAP News

サッカーの20歳以下ワールドカップ・ポーランド大会は15日、ウッジで決勝が行われ、韓国はウクライナに1ー3で敗れ、準優勝しました。

初の決勝進出となったこの試合、韓国は前半5分にPKで先制ゴールを決めましたが、前半1ー1と追い付かれ、後半52分、89分に追加点を奪われ、1−3で敗れました。

韓国は1次リーグ、F組に属していました。

F組には韓国の他にアルゼンチン、ポルトガル、南アフリカ共和国が属していて、決勝トーナメント進出が危ぶまれました。

1次リーグ初戦でポルトガルに0−1で敗れ、暗雲が立ち込めていましたが、第2戦で南アフリカ共和国を1−0で下し、1勝1敗となり、決勝トーナメントに進出するには第3戦で強豪アルゼンチンに無条件勝たなければなりませんでした。

韓国はアルゼンチンを2ー1で破り、2勝1敗、勝ち点6として、F組2位で決勝トーナメント進出を決めました。

16強が出そろい、韓国の決勝トーナメント1回戦の対戦相手は日本に決まりました。

日本との1回戦は4日に行われ、韓国が1−0で勝利、準々決勝ではセネガルと対戦しました。

試合は一進一退の攻防が続き、韓国は1ー2の後半終了間際に同点に追い付き、延長戦では韓国とセネガルが1点ずつ挙げて、3−3となり、PK戦に突入、PK戦を3―2で制して準決勝進出を決めました。

韓国は1983年の世界青少年サッカー選手権大会で準決勝に進出していて、この大会、準決勝進出を目標としていましたが、36年ぶりの準決勝進出を果たし、その目標を達成しました。

準決勝ではエクアドルを1-0で下し、決勝進出を決めました。

ここまでの試合を振り返ると、それはまさに死闘の連続でした。

実は20歳以下の韓国代表は好成績を期待されていませんでした。

世界の強豪を制して決勝トーナメントに進出、決勝戦にまで進出すると予想した人はほとんどいませんでした。

アジア勢として初優勝の快挙は成し遂げられませんでしたが、アジア勢としては1999年大会の日本以来の決勝でした。

決勝戦はKBS、MBC、SBSのテレビ局3社が同時生中継し、合計視聴率が30%を超えました。

この大会、スペイン・プリメーラ・ディビシオンのバレンシアCFに所属していることし18歳の韓国のイ・ガンイン選手が大会MVPに選ばれました。

韓国プロサッカー連盟は、2013年に各チーム18人の出場エントリーに必ず23歳以下の選手1人を含めるよう定めた規定を新設しました。

ことしは22歳以下の選手2人を出場エントリーに含め、そのうち1人は必ず先発出場させるよう規定を強化しました。

今大会の好成績は若手育成に努めた結果だとする見方もあります。

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