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韓国語講座

恋にチアアップ!(8) 애쓰셨네요.

2019-07-21

きょうのセリフ

ヨル(열): 애쓰셨네요.

(エスショッネヨ)

(ご苦労さま)

ピョンジェ(병재): 네가 원하면 최선을 다할 생각이다, 이 소송.

(お前が望むなら最後まで戦うつもりだ)

ヨル(열): 그때 학교에서 했던 말과는 영 다르시네요.

(この前とは言ってることが違うね)

ピョンジェ(병재): 미안하다.

(すまない)

이 말부터 했어야 됐는데, 너 믿는다고.

(早く言うべきだった。お前を信じてるって)


説明

애---[名詞] 気苦労、心配

쓰다---[動詞] 使う

애를 쓰다--- 努力する、苦労する、尽くす


このフレーズには“애(를) 쓰다”という慣用句が使われています。この慣用句を分解すると、“애”、“~를”、“쓰다”に分けられます。“애”は「気苦労」「心配」といった意味を持つ名詞。“~를”は日本語の「を」に当たる助詞。“쓰다”は「使う」という意味の動詞です。よって“애(를) 쓰다”を直訳すると、「気苦労を使う」となりますが、自然な日本語にすると「努力する」「苦労する」「尽くす」などと訳されます。今回の一言では、助詞の“~를”が省略され、文末には敬語を作る語尾の過去形“~셨네요(~ですね)”が付いています。したがって、“애쓰셨네요”は「苦労されましたね」「ご苦労さまです」「お疲れさまです」などと訳すことができます。今回のシーンでは、息子のために奮闘する父親に、ヨルが“애쓰셨네요”と言っています。親に敬語を使っている理由は、儒教の考えが生活に浸透している韓国は子どもが親に向かって敬語を使うのが一般的なためです。その点は日本と文化が異なります。そのため、字幕では「ご苦労さま」と友達口調になっていますが、実際は敬語が使われています。韓国では家族の間柄でも敬語を使うことがあるという点は、ぜひ覚えておいてください。

ちなみに、今日の一言と同じような意味の表現に“고생하셨네요”“수고하셨네요”があります。「苦労する」という意味の動詞“고생하다”,“수고하다”に、“~셨네요(~ですね)”が付いた表現で、同じく「ご苦労さまです」「お疲れさまです」という意味で使われます。合わせて覚えてみてください。


使い方

① 企画の準備をした会社の先輩にこの一言 → 애쓰셨네요(ご苦労さまです)

② 友達のためにパーティーを準備した知り合いにこの一言 → 애쓰셨네요(お疲れさまです)


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