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ライフスタイル

韓国式の年齢―数え年

2019-01-14

玄海灘に立つ虹

© Getty Images Bank

お正月に主人に、これで彩も1歳年をとったねと言われました。お誕生日も来ていないのにどうしてなんですか。韓国の年の数え方が良く分かりません。


韓国では日本のようなお誕生日が来ると1つ年をとる満年齢ではなく、数え年を使いますが、これが複雑で時期によっては満年齢と2つくらい違うことがあります。2つも多く年を言われるなんて本当に嫌ですよね。

さて数え年というのは、お誕生日とは関係なく年が明けると一斉に1歳、年をとるという数え方です。国民皆が一斉に年をとるわけです。昔から大晦日の夜に子供たちに「一晩寝ると明日の朝には1歳年をとるんだよ」と言ってたものです。

ヒマワリチーフの話だと、ヒマワリチーフのお宅では新正月ではなく旧正月の朝に1歳年をとったとお子さんに言うんだそうです。まあとにかくこの誕生日ではない年が明けると1歳年をとるという計算方法、いろいろと面白い現象も起きてきます。

数え年では生まれたての赤ちゃんも0歳ではなく、1歳と数えます。ですから大晦日の夜に生まれた赤ちゃんは生まれたときには1歳、さらに1晩たって新年になると2歳なります。

このように非常にややこしい数え年、実は日本や中国も昔はこの数え年を使っていましたが、未だに日常的に使っているのは韓国だけです。しかしその韓国でも公文書、社会的な文書などには満年齢で記載します。

日常生活と法律関係で使う年齢計算法も違います。日常生活では主に「数え年」を使いますが、法律関係では出生日から年齢を計算する「満年齢」を、兵役法など一部法律では現在の年度から出生年度を引いた「年年齢」を使っています。

本当に複雑です。それで「公文書には満年齢の記載を義務付け、満年齢で計算・表示することを推奨する法律」が国会に提出されました。

このように年の数え方が複雑なので、韓国人のお友達と話をしていて年齢の話になったら「おいくつですか?」と聞くよりもむしろ「何年生まれですか?」と聞いたほうが分かりやすいです。でも反対に韓国人から聞かれると困りますよね。「何年生まれですか」と聞かれて、ご自分だけでなく家族のことまで正確に答えられますか?

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