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2024-04-17
今年上半期(1月1日~6月30日)に放送されたドラマの中で最も多くの視聴者を獲得したドラマは、SBSの『浪漫ドクター キム・サブ2』だったことが分かりました。SBSのドラマは視聴率の部門でも「ドラマ王国」としての存在感を見せつけました。
視聴率調査機関のニールセンコリアによりますと、今年上半期、地上波3社とケーブル系のtvN、JTBCで放送されたドラマ(4話以下、50話以上は除く、首都圏基準)では、SBSが世帯視聴率で平均11.6%を記録し、群を抜いての首位となりました。世帯視聴率は次いでJTBCが8.2%、tvN 5.5%、MBC 4.3%、KBS 3.7%の順でした。
SBSは上半期に放送したドラマ7作品のうち6つが、視聴者数トップ10に入っています。視聴者数は、ニールセンコリアが、今年1月1日から6月30日まで、地上波(KBSなど)、総合編成(JTBCなど)、ケーブル(tvNなど)で放送されたミニシリーズ(10~50話)の1話当たりの視聴者数の平均を全国13の地域で調査したもので、この調査で、ハン・ソッキュ主演のSBS『浪漫ドクター キム・サブ2』が344万6716人で首位を占めました。2位は上半期で最高視聴率を記録したキム・ヒエ主演のJTBC『夫婦の世界』で視聴者数335万2475人、3位はヒョンビン、ソン・イェジン主演のtvN『愛の不時着』で333万4033人、4位はナムグン・ミン主演のSBS『ストーブリーグ』で277万6693人、5位はパク・ソジュン主演のJTBC『梨泰院(イテウォン)クラス』で260万4164人でした。
SBSのドラマは他にも、『ハイエナ』192万1449人(7位)、『ザ・キング-永遠の君主』159万6573人(8位)、『グッドキャスティング』157万2110人(9位)、『誰も知らない』147万8346人(10位)と、納得のいく名作、ヒット作が勢揃いしています。tvNは『愛の不時着』と『賢い医師生活』でそれぞれ3位と6位、JTBCは『夫婦の世界』が2位、『梨泰院クラス』が5位とベスト5に2作品がエントリーしていますが、それ以外の作品はすべて15位圏外となっています。一方、SBS以外の地上波KBSとMBCは面目丸つぶれです。ともに、視聴者数上位10位の中には1作も入っていません。KBSは『99億の女』が11位、MBCは『コンデインターン』が15位にとどまっています。
視聴率調査では、今年上半期のドラマ市場の変化も垣間見ることができます。平日のドラマに注力した地上波と違い、土日ドラマ、金土ドラマなど多様な枠組みを設けたJTBCとtvNに視聴者の関心が集まりました。視聴者数上位15位のうち9つが、金土、土日ドラマでした。
2024-04-17
2024-04-17
2024-04-03