メニューへ 本文へ
Go Top

ライフスタイル

韓国の電気自動車

#マル秘社会面 l 2022-08-10

玄海灘に立つ虹

ⓒ YONHAP News, Getty Images Bank

日本市場に電気自動車で再進出した現代自動車。いろいろと頑張っているようなので、韓国の電気自動車の話題を今日はまとめてご紹介しましょう。

まず日本への再進出を果たした現代自動車、最初の月である7月の販売台数は60台でした。 日本自動車輸入組合(JAIA)の先月の輸入自動車の登録現状によると、現代自動車は計60台が売れたことになっています。現代自動車は、日本では電気自動車アイオニック5と水素自動車ネッソを販売しています。そして販売された車両は、そのほとんどがアイオニック5と推定されています。

自動車業界ではもともと、現代自動車は日本で売れても月100台以上は難しいだろうと展望していました。日本では国産車、日本車を好む消費者が多いからです。昨年、日本で販売された車両479万台のうち、輸入車の割合はわずか5.4%(26万台)でした。先月、日本で最も多く売れた輸入車のブランドは、ベンツで3325台でした。市場規模がはるかに小さい韓国で、ベンツ車は同期間64%も多い5456台が売れています。

一方現代自動車は 日本京都のタクシー会社・MKタクシーとアイオニック5を50台供給する契約を交わしました。現代自動車では「アイオニック5の広い室内空間と、2列電動スライドシートなど乗客に多くの空間を提供できると期待している。さらに1回の充電で最大618㎞を走行でき、電気自動車の特性上騒音と振動が少なくタクシードライバーの疲労度を減らすものと予想される」と説明しています。

MKタクシーは今年2月にすべてのLPガスタクシーの運行を終了し、すべての車両を電気自動車に転換する計画です。2025年までに保有タクシーの30%、2030年までに全タクシーの電気自動車化を目標としています。

一方、韓国国内でも電気自動車と関連した動きが出ています。 世界最高のカーレーシング大会フォーミュラ1(F1)の電気自動車バージョン「フォーミュラE」が、13日と14日にソウル蚕室一帯で開かれます。 韓国大会は今回が初めてで、蚕室総合運動場一帯に造成中の2.6キロ、22のカーブのあるサーキットで行われます。

大会名称は「2022ハナ銀行ソウルE-プリ(E-Prix)」もともと2020年に開催される予定でしたが、新型コロナのため2年遅れました。フォーミュラEは2014年に始まり、現在8年目のシーズンを迎えています。専用サーキットを建設して開催するF1とは違い、都心の道路の一部を変形してレースを行います。

騒音と炭素排出を大幅に減らしたフォーミュラEの長所を広く広報するためのものです。フォーミュラEマシンはエンジンの代わりに電気モーターを使用するため、騒音もほとんど発生しません。「ネットゼロ(炭素排出量ゼロ)」認証を受けたエコスポーツです。自動車メーカーが個別にマシンを製造するF1とは違い、フォーミュラEはすべてのチームが公式レースカーモデル(GEN2)を使用します。

フォーミュラEのジェイミー・リーグル最高経営責任者(CEO)は「世界的に有名なソウル江南の真ん中でレーシングが開催されるため、4億人にのぼる世界フォーミュラEファンに特別な経験になると期待する」と述べています。

ただ今回の大雨のせいで、無事に開催できるか心配です。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >