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ライフスタイル

嫁談義の年末決算

2018-12-24

玄海灘に立つ虹

© Getty Images Bank

嫁談義、先週と今週は年末ということで、今年ご紹介してきたいろいろな内容のその後の話をしたいと思います。今日は彩さんに結婚後、変わったことを話していただこうと思います。


Q:結婚してみて彩さん自身が変わったことありますか? たとえば、スーパーの食料品の値段が前よりも気になるようになったとか? 今年は特に食料品の値段がどんどん値上がりしました。米の値段が上がったという話も聞きました。主婦になり、そういう世の中の物価とか気になるようになりましたか?

A:結婚してから夫を支える責任感のようなものを感じるようになりました。料理もこれまでは適当にしていたのが、レシピを見ながら本格的な料理に挑戦するようになりました。物価に対しても敏感になりました。必ず値段を確認するようになり、スーパーもより安い店に変わりました。


Q:結婚してからまわりの人の態度が変わったとかありますか? シオモニやシアボジの態度が変わったとか? もうお客さんではないので、皿洗いでも何でもどんどん言いつけるようになったとか?

A:シアボジはそのままですが、シオモニの態度は結婚式の後に大きく変わりました。それまではお手伝いをするのにも皿洗いしかさせてくれなかったのが、包丁を持たせてくれるようになりました。そして「やってみなさい」と料理もさせてもらえるようになり、嬉しかったです。


Q:韓国では結婚後も名前は結婚前と同じですよね。日本のように苗字が変わることはありません。これってどうですか?

A:私は自分の平井彩という名前が好きなので、結婚しても名前が変わらないというのは良かったです。


私も最初は結婚しても苗字が変わらない韓国は、女性がそれだけ一人の人間として尊重されているのだと考えていましたが、全然違いました。歴史書などによると要するに女性は、族譜という家ごとの家計図にも名前が載らない存在だったので、あくまでも誰々の妻、誰々の母、誰々の娘という存在に過ぎなかったと言う話です。

家族4人の中で私だけが苗字が違い、夫と子供たちは同じ苗字です。たとえば旅行に行くのに飛行機を予約する際に、家族の中で私だけ苗字が違うというのはなんだかちょっと寂しいです。


Q:結婚した途端にまわりから呼ばれる呼称も変わりませんでしたか? アジュマと、呼ばれるようになりましたか? これもショックじゃありませんでしたか?

A:確かに、まわりに結婚していない友人が多いこともあり、何かの際に友人から「彩もアジュマなんだよね」と言われるようになりました。


そしてこれから子供が生まれて誰々のオンマという新たな名前で呼ばれるまでが、またある意味で中途半端な存在です。誰々のオンマという言い方で呼ばれるようになってようやくその家の嫁として認められたという気もしたものです。

さて来年は結婚2年目となる彩さんにどんな嫁としての生活が待っているのか?また来年の4月で結婚30周年を迎えるマルコメの熟年結婚生活はどうなるか。リスナーの皆さん、嫁談義、来年もお楽しみに。

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