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ライフスタイル

年下にはおごるもの

2019-01-28

玄海灘に立つ虹

© Getty Images Bank

実は結婚してアジュマになってから困っていることがあります。年下の友人と食事にいくと、どうしても雰囲気上、私がおごることが多くなってきたんですよね。彩はアジュマだからと言われるとなんだかおごらなくてはならないような気がして。やはり年上は年下にはおごるべきでしょうか?


そんなことしてたら、お金なくなっちゃうじゃないですか。年下の独身貴族のほうがお金をもっていることも多いんですから。ただ、韓国人は体面を重視するので若い子達から、先輩!とか、オンニ!とか呼ばれて立ててもらうとどうしてもおごる羽目になりますよね。

こんな話があります。会社で理想的な上司は会食の際に1次会だけでて、1次会の会計を済ませてそれでさっと姿を消すのだそうです。2次会、3次会まで付き合わずに大人はお金だけ出してサッと消える、これが理想的な先輩だそうです。

まあ最近はそれさえも嫌だ、会所の会食には出席しないという若い社員も多いという話を聞きました。

では彩さんのように結婚したばかりの若いアジュマはどうするか。まあ相手によりますよね。相手がまだ大学生とか、彩さんよりもずっと若いようならおごる他ないですよね。それに彩さんから誘ったときにも、相手が若ければまずおごることが多くなります。でも同じくらいの年頃なら、割り勘で大丈夫ですし、相手が年上なら堂々とおごってもらえばいいんです。

韓国人、会った途端に初対面の相手の年を気にしますよね。それにはそういう意味があるのかもしれません。ちなみに私とアリスさんは、年齢は私の方が上、学校も先輩後輩の間柄ですが、いつも互いにおごったり、おごられたりしてます。割り勘の計算をするのが面倒だというのもあり、今週は私がおごったから、来週はアリスさんがと言う風に自然と変わりばんこに出しています。

いつも会うような相手とはこんな風に変わりばんこに出すというのが、一番自然な韓国式のお金の出し方だと思います。あとは定期の集まりなら、最初から会費を集めてその中から総務が払っていくというやり方です。

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