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ライフスタイル

韓国のカラオケ文化

2019-02-11

玄海灘に立つ虹

© Getty Images Bank

韓国で若い友達とカラオケに行くと、日本とは全然違うカラオケ文化にビックリしてしまいます。日本だとカラオケに行ったらまず一人1曲ずつ順番に歌うというスタイルが多いのですが、こちらだと部屋に入ったらまずどんどん曲を入れて、曲がかかったら皆が前にでて歌ったり踊ったりするんです。


カラオケ文化、韓国でも10年くらい前は今とは違っていました。10年くらい前に日本語班で年末の忘年会の後にカラオケに行くと、あの本を見ながら順番に歌う歌を入力していきました。そして自分の番になったら歌うというスタイルでした。

他の人が歌っているときにはタンバリンで応援するくらいはしました。でも今の若者たちは違うとヒマワリチーフも話していました。甥や姪などと行くと、彩さんの言うように歌いどおしだという話でした。

また車でどこかに行く時も、スマホのカラオケのアプリを見ながら歌っているということです。私も子供たちとカラオケに行くと、まず機械の使い方から違います。大人はあの厚い本を見ながら歌える歌を探しますが、子供たちは機械を操りながらあっという間に曲を探します。

さらに時間がもったいないと、歌の間奏の部分は飛ばすなど本当によく知っています。機械に強いというのも今の若者たちの特徴かもしれません。

また歌うだけでなく踊るのも得意ですよね。自然と体が動いてくるだけでなく、自然と踊っているのはさすがにK-POPの国らしいです。

これはパワハラとも言われていますが、知り合いのお嬢さんが入社した会社の忘年会で他の新入社員と共にガールズグループの歌と踊りをすることになり、江南のダンス学院に1ヶ月ほど通ったと言ってました。この場合は半強制的でしたが、今やダンスが若者たちにとっては歌と同じくらいに自然に身につけたいものになっているようです。

韓国の若者たちにとって歌と踊りは身につけたい社会的な教養の一つになっているようです。ガールズグループの踊り、ボーイズグループの振りつけくらい覚えてないと、カラオケでも仲間に入れない時代のようです。

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