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日本は今年、平成が終わりを迎えます。「平成最後の××」という言葉が、最近の日本のテレビや新聞のタイトルをよく飾っています。一方、西暦で数えている韓国では今年2000年生まれの若者たち、21世紀に生まれた若者たちがはじめて今年高校を卒業し大学にあるいは、社会に第１歩を踏み出します。東亜日報が「2000年生まれが来る」という5回の連載特集を組みました。そこでこの特集の内容を今週と来週の２回にわたってご紹介します。

2000年生まれのまず最初の特徴は

１．自分と関連のある公平さを重視する公平世代

自分と関連のある公平性の問題に非常に敏感に反応します。一方で金の匙、土の匙のような巨大な社会不平等などの問題にはさほど怒りを感じません。むしろ現実を認め適応することに集中し、「立身出世」を夢見るよりは「素朴な人生」を追求します。

彼らの親たち、1970年代生まれが経済発展を享受しながら既存体制に反抗したのに対して、子供たちである2000年生まれは順応的大人しくしていますが、公平でないと感じた時には激しく反発します。

最近、大学では公正にするために、講義の際には出席を３回とるそうです。講義が始まった直後、講義の途中、講義が終わった直後です。ようするに、遅刻したり、途中で抜け出た人間と一緒に成績が判断されるのは嫌だということでしょう。ある地方大学では全国で始めて音波を活用した電子出席システムまで登場しました。それだけ成績に敏感だということでもあるのでしょう。

２．目標は無難ニストのインサイダー

熾烈な受験戦争で勝利し名門大学に合格したチョンさんの夢は「平凡に生きて、平凡にお金をもうけて、平凡に死ぬこと」だそうです。未来を真剣に考えていないのではありません。就職に有利な学部を選び、卒業後の進路についても真剣に悩んでいます。ただ無難に生きることを追求する無難ニストなだけです。

2000年生まれの流行語인싸（インサ）はインサイダーを意味します。インサイダーとは群れに入れないアウトサイダーの反対の意味です。取材チームが2000年生まれを対象に行った調査の結果60％以上が自分はインサイダーであり、それを目指していると答えていました。

ではインサの特徴は何か19才のユさんの答えは

「インサの条件はただ一つ、性格です。友達の話にはリアクションと共感をよくして、流行に敏感なことです」

既存世代が他人と違うことを追求したのだとしたら、2000年生まれは努力して得た他人との「違い」で優秀だとしても、それで成功を保証されるわけではないと考えます。

とにかくこれまでの世代とは違う2000年生まれの若者たち。来週は彼らの友情や恋愛に関する特徴をご紹介します。