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制作、出演などを1人でこなす「1人放送」の人気にともない、関連商品およびサービスの売上げが急上昇しています。

YouTubeをはじめとする映像配信サービス、InstagramなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)に個人が動画を配信する「1人放送」を行う人が急増しています。市場調査機関ワイズアプリによると、アンドロイド基盤のスマートフォンによる国内のYouTube視聴時間は昨年257億分にのぼり、2年前の3倍になったということです。また、それにともなって、インターネットショッピングモール「インターパーク」における撮影用スマホスタンド、簡易照明、録音機器等の1人放送用設備の昨年の売上げは、前年比540%増加したそうです。

1人放送として配信されるコンテンツはさまざまですが、最近人気が高まっているのはビューティー動画です。しかも、幼稚園児のままごとのようなものから高齢女性のコメディーのようなもの、20~30代男性のものまで、幅広い世代、性別の人々がビューティー動画をアップしています。ほかに、70代の女性が日常を紹介するチャンネルや、イギリス人男性が韓国文化を紹介するチャンネルなども人気です。なお、韓国居住のYouTuberで登録者数が多いのは、JFla(音楽、1,090万人)、ボラムチューブ(キッズ、850万人)、Big Marvel(音楽、608万人)の順です。

このように1人放送がトレンドとなり、キッズジャンルのチャンネルも多いため、小学生の「なりたい職業」でも昨年「YouTuber」が5位になりました。また、高収入を得られるというイメージが先行していることも、1人放送人気を後押ししているのでしょう。最近では地上波テレビの番組にYouTuberが出演するということも多くなり、メディアの境界があいまいになっているようです。

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