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ライフスタイル

眉毛が男を作る

2019-05-13

玄海灘に立つ虹

© Getty Images Bank

韓国では女性も男性もお肌の手入れとか、美容にはとても気を使っていますよね。最近では特に若い男性の気の使い方が半端じゃない気がします。就職試験の面接に備えるという意味もあると思うのですが、特に眉毛のおしゃれが人気のようですね

韓国の美容皮膚科、日本でも有名なようですね。日本のインターネットでこんな記事をみつけました。日本の旅行代理店の企画したツアーで


「男のシミ取り釜山」ツアー(3日間)。2泊3日の旅で“釜山観光のついで”に最新レーザー治療によるシミ取り施術を受けるというもので、ホクロ1つの除去コースから、美肌+シミ・くすみ除去+小じわ改善+毛穴改善のフルコースまで、イケてるメンズのレベルに合わせて4コースが準備されているという、ものでした。

韓国男子にとってはこのくらいの美容は当然で、最近はこれに眉毛のお手入れが加わったようです。眉毛をどうするかというと、ムンシン、刺青をするということです。ちなみに眉毛の刺青、女性はだいぶ前からよくしています。シオリさんも日本のお友達とやりにいったという話を聞いたことがありますし、うちのシオモニも眉毛の刺青、10年くらい前、70代に受けていました。朝書かなくて良いから便利だという理由でした。

『眉毛が男を作る』最近、美容整形や美容皮膚科でよく見かける広告文句です。顔全体に手を入れるのではなく眉毛だけなので比較的やりやすいのと、眉毛一つで顔の印象がだいぶ変わるというのがその理由です。

前は芸能人だけのものだったこの眉毛の刺青が最近では就職準備生から役員昇進を準備する50代の中年層にも広がっているといいます。見た目をよくすることイコール、自己管理が出来ているという社会的な認識があります。

ソウル江南のある病院が20代から40代の1080人の男女に調査したところ、『半永久化粧をしたり、やろうかと思ったことがある』と答えた人の割合が男性は2014年には10.6%だったのが2018年には66%に増加しました。特に男性の眉毛施術者は2011年に11%だったのが2018年には45%に増加しています。

また刺青だけでなく、眉毛のお手入れ用の男性用の美容道具や化粧品も売れており、去年の男性化粧品市場全体の規模はおよそ1兆2000億ウォンだったということです。男性化粧品を買いに海外からたくさんの男性観光客が韓国にやってくる日も遠くない気がします。

ただ若者たちはおしゃれという面もあるように感じますが、中年男性の場合はそんな余裕は全然感じられず、会社での競争に負けないように必死になっている姿が浮かんできます。

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