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ライフスタイル

スイカとトマトの食べ方

2019-07-08

玄海灘に立つ虹

© Getty Images Bank

先週は夏野菜のトウモロコシの食べ方について聞きましたが、今日はスイカとトマトについての質問です。スイカですが、先日小さく四角に切って出されてびっくりしました。またトマトも薄く切った後に砂糖をかけたものが出てきてビックリしました。韓国ではよくこんな食べ方をするのですか


まずスイカですが、今年よく見かけるのがスイカ専用のナイフです。2種類でています。1つはトングのような形で先端がカーブになっているので、これをスイカに刺すことでカーブの大きさそのままに切ることができます。

もう1つは長方形の筆箱のようなものの先に風車のような歯車がついています。これをスイカに差し込むことにより、歯車が回りそれにあわせてスイカが四角く切れていきます。

丸く切るのは日本でも見かけるかもしれませんが、この四角に切るというのは実に韓国らしい切り方です。大きさ的には製氷皿の氷の大きさくらいでしょうか。どうしてこういう四角切りが登場してきたのかといいますと、もともと韓国にはファチェという食べ方があります。

これはスイカを半分に切り中をくりぬいていきます。これまではこのくりぬくときにスプーンなどを利用して丸くくりぬいていました。そしてスイカ半分の中をくりぬいたら、そこに取り出したスイカの他に桃やリンゴなど他の果物をやはり小さく切ったもの、そして牛乳、練乳、サイダーなどを入れます。つまり西洋式のフルーツポンチのようなものです。

このファチェには小さく丸くくりぬいたスイカが使われましたが、今年は専用のナイフが登場したことで、四角く切られたスイカがファチェの中に浮いています。

また氷くらいの大きさに切ってあるので食べやすいうえに、冷蔵庫で保存する際にも四角のほうがタッパーなどの密閉容器に入れてよりたくさん保存できるという利点があります。

そしてトマトに砂糖をかけるというのは、インターネットで調べたら日本でもトマトには塩か砂糖かという論争になっているようですね。

韓国では今でもトマトは果物売り場に並んでいることが多く、そういう意味でも砂糖をかけてより甘くする人が多いようです。ヒマワリチーフはこの薄く切ったトマトに砂糖をかけて冷たく冷やして食べるのが、韓国式の食べ方で自分のソールフード、幼いときに食べた味だと言っています。

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