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第528話 EBSのキャラクター「ペンス」を紹介します。

#アジュンマの井戸端会議 l 2019-11-07

玄海灘に立つ虹

© YONHAP News

今日は、EBSのキャラクター、ジャイアントペンギンの「ペンス」をご紹介します。

EBSは教育放送のことで、ペンスはもともと小学生向けの番組のキャラクターでした。それがいまや「成人たちのポロロ」と呼ばれているくらい、世代を超えた人気者になっています。ポロロはEBSが生んだ大スターで、「子どもたちのポ統領(ポロロ+大統領)」として君臨しています。


まずペンスのプロフィールをみてみましょう。名前の「ペンス」はペンギンの「ペン」に秀でるの韓国語読みの「ス」を合わせたものです。年齢は10歳、身長2メートル10センチ、体重103キロ。性別は不明ですが、成人男性の声を出します。生まれは南極で、BTSが大好きで南極から泳いで韓国にやってきて、EBSの練習生になったという設定です。


ペンスは今年4月、EBSの『ジャイアントペンTV』という番組でデビューしましたが、ペンスが大衆的に知られるようになったのは、今年9月に放送された『EBSアイドル陸上大会』に参加してからだといわれています。この番組でペンスは「ライバルはポロロではなくBTS」だとか「EBSで解雇されたらKBSに移る」などとEBSの他のキャラクターとは違い、歯に衣着せぬ発言を連発して注目されました。


さらに、『ジャイアントペンTV』はユーチューブでも見ることができ、それが、ペンスの世代を超えた人気に火をつけたとみられています。デビュー3ヶ月後の7月にはサイン会を開くほどの人気を誇っています。ソウルで開かれたそのサイン会には約200人が、10月に行われた釜山でのサイン会には250人が駆け付けたそうです。ちなみにユーチューブで『ジャイアントペンTV』をお気に入りのチャンネルとして登録した人の数は、11月4日現在40万人を突破しました。いまやEBSを超え、地上波テレビやラジオなどに引っ張りだことなり、最近ではSBSのバラエティー番組のナレーションも務めました。


『ジャイアントペンTV』を企画し演出しているEBSのイ・スルイェナPDは「小学校3年生以上の子どもたちも興味深く観られるコンテンツがつくりたくて、そのためにユーチューブを活用したかった」とした上で、「もともと、小学校3年生以上であれば興味を感じるポイントが大人とそう変わらないと考えていたので、子どもたちがこういうのが好きだろうと考えるのではなく、大人が観ても面白いと思える子供向け番組をつくれると思っていた」と話します。


放送局がつくったキャラクターが子どもではなく成人に熱く支持されるのは韓国では前例のないことなので、様々な議論の対象になっています。たとえば、ペンスの目鼻立ち全体が熊本県のマスコットキャラクターのくまモンと似ているといるというのがそれです。また、千葉県船橋市のマスコットキャラクター、ふなっしーとも似ているという意見もあります。それにふなっしーの場合、愛らしいルックスに似合わず成人男性の声を出していますが、男性の声である点もペンスと似ています。


こうした声はありますが、ペンスは多数の番組に出演し、独自のキャラクターを確立させているだけでなく、子どものころの思い出を持って成長した大人たちの感性を刺激しているため、人気は当分続くだろうと分析されています。

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