メニューへ 本文へ
Go Top

ライフスタイル

韓国のベスト鍋料理

2019-12-09

玄海灘に立つ虹

© Getty Images Bank

鍋の季節になりました。日本からきた友人にこれが韓国の代表的な鍋料理だと言って紹介したいのですが、鍋料理たくさんあり過ぎて困ってしまいます。韓国を代表する鍋料理、何ですか?


韓国料理で〇〇チゲ、〇〇チョンゴル 、〇〇タンという名前のものは鍋料理のことが多く、その差は調理されたものが出てくるか、食卓の上で調理するか、スープが多いかなどにあります。

冬に食べたい鍋料理トップ5をご紹介します。鍋といえば冬に決まっていると言われるかもしれませんが、例えばクックスチョンゴル、ポソッチョンゴルというのはそれぞれ麺やキノコの入った鍋料理ですが、1年中食べており冬の料理という感じではありません。そこで1年中食べているものの、特に冬に美味しそうな料理を厳選してご紹介します。

まずタッカンマリ(鶏の水炊き)、鶏がまるまる1羽ドーンと入って出てきます。同じ鶏料理でも参鶏湯が夏の料理なら、タッカンマリは出汁のきいたスープが美味しい、冬にお勧めのメニューです。


2番目はカムジャタン(豚背肉煮込み鍋)、骨付き豚肉とジャガイモをじっくり煮込んで食べるこの鍋料理は、豚肉もジャガイモもトロトロ、ホクホクです。辛いスープにジャガイモと豚肉が合わさり、寒い冬にフーフー言いながら食べるのにピッタリです。


3番目はコプチャンチョンゴル(ホルモン鍋)です。先ほども言ったように〇〇チョンゴルという料理はいろいろな種類があり、1年中食べています。その中でもコプチャンチョンゴルはとにかく辛いのが好きな若者たちが、冬に焼酎と一緒によく食べています。韓国ドラマにもよく出てくる料理です。


4番目はヘムルタン(海鮮鍋)です。これも1年中食べていますが、海産物のおいしい冬に特にお勧めします。韓国のヘムルタンにはエビや貝はもちろん生きたままのタコを入れるので、見た目も豪華です。特に済州島のヘムルタンはソウルとは比べ物にならないほど一杯の山盛りの海産物が鍋からあふれるようになって運ばれてきます。そしてお店の人が食べて良いというまで、蓋を開けずにじっと我慢の子になるのが美味しく食べるコツです。


5番目はプデチゲ(部隊チゲ)です。一番庶民的な鍋料理で、ハム、ソーセージ、野菜にインスタントラーメン、チーズなどが入ります。


さてご紹介した5つの鍋料理の中で日本の鍋料理のようにスープの量が多いのはタッカンマリです。そして辛くないのもタッカンマリです。ほかの料理はどれも辛いです。ですから辛いのが苦手という方には無理にはお勧めしませんが、でも劇寒の冬のソウルで楽しむには熱々の辛い鍋料理こそ王道だという気がします。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >