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© Getty Images Bank

主人の祖母の100歳のお誕生日のお祝いをしに田舎に行ってきました。親せきや知り合いなどたくさんのお客さんがいてびっくりしました。韓国では家族のお誕生日に大勢のお客さんを招いてお祝いをすることはよくあるのですか?


韓国では成人して社会人となった子供たちが、親の誕生日にお祝いをしてあげるのはよくあることです。特に還暦、あるいは70歳、80歳、88歳、などという年には祝宴を開きます。その際にホテルやレストランなどを借りてお客さんを大勢呼んで行うこともよくあります。

15年位前に主人と二人で、主人の友人の親の還暦祝いに呼ばれて行ったことがありました。私も主人も、その主人公である友人のお母さんには一度も会ったことがありません。このように、例えば100歳のおばあさんのお祝いなら、直系の息子や娘、孫やひ孫はもちろん、親せき一同、さらには本人の友人の他に息子や孫の友人、知人まで呼ばれます。

また主人の父の70歳のお祝いの時にはホテルの宴会場を予約して、義父、義母、うちの主人と私、主人の姉、そしてうちの子供たちまでみんな韓服を新調してお揃いで着てでました。またお客さんも親せきの他にお父さんの友人、お母さんの友人、お姉さんの友人などたくさん呼びました。そして宴会場ではごちそうを食べるほかにカラオケで歌ったり、その歌に合わせて踊ったりしていました。これが韓国の親のお祝いの宴です。

最近はそこまで派手にやらないという人も多いですが、そうすると今度はそのお金で家族みんなで、あるいは両親だけを海外旅行に行かせるということになります。去年まで日本を旅行する韓国人が多かったのはこういう家族旅行の行先として近くて便利だったからです。

韓国ではこういうことをしてあげるのが、親孝行であり、当然のことだと思われています。

韓国では区などで親孝行賞を出しているところがあります。例えばソウル陽川区では毎年5月の父母の日に親孝行賞をだしています。これは満20歳以上と20歳未満に分かれて選ばれますが、20歳以上の場合は、親の気持ちをくんで大切にし親孝行を生活の根本として仲の良い家庭を築いている人が対象となります。20歳未満の青少年は誠意と礼節をよく守り目上の人を尊敬する人が対象だそうです。

これに対して日本のサイトで「親孝行とはどんなこと」という質問に、ほとんどの人が「孫の顔を見せる」「結婚する」と答えていました。「海外旅行に連れていく」「毎月仕送りをする」などの、韓国でもよく聞く内容は下の方でした。日本はまず自分自身が家庭を持ち、独り立ちすることが親孝行になるんだと考えているようです。

それに対して韓国の場合は、もっとストレートに何かをしてあげることが親孝行だという認識のようです。

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