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第534話 カーリングの国内リーグ戦が始まっています~カーリング女子3強~

#アジュンマの井戸端会議 l 2019-12-19

玄海灘に立つ虹

© YONHAP News

2019~2020コリアカーリングリーグ(主催:大韓カーリング競技連盟)が12月16日に開幕しました。来年2月28日まで熱戦が続きます。

冬のオリンピックの競技で国内でリーグ戦が行われるのはカーリングが初めてです。ピョンチャンオリンピックでの関心が、国内リーグの創設につながったのです。


男女それぞれ4チーム、ミックスダブルス(男女混合2人組)5チームなど合わせて13チームが参戦するこの大会、リーグ1位のチームと、2位、3位のプレーオフで勝ったチーム(3戦2勝)が決勝戦で戦います。特に女子部は去年のピョンチャンオリンピックで銀メダルを獲得したことで注目度が高いため、接戦が予想されます。


現在韓国カーリングの女子は「3強体制」です。まず、ピョンチャンオリンピック銀メダルに輝いた慶北(慶尚北道)体育会、去年3月の世界選手権で大会初の銅メダルを獲得した春川市庁、そして2014年のソチオリンピックで韓国代表を務めた京畿道庁です。


慶北体育会のスキップは、「メガネ先輩」と呼ばれていたキム・ウンジョンさんです。キムさんは去年7月に結婚してリンクを離れていましたが、5月に男の子を生んでから8月に復帰し、練習に専念しています。今年10月の全国大会でチームの優勝をリードしたキム・ウンジョン選手は、「ピョンチャンオリンピックを契機に国内リーグができて本当にうれしい。メンバーたちと、40歳になってもカーリングをしようねと誓い合っている」として、「2022年の北京オリンピックにも出場して、子どもに、頑張っている母親の姿を見せたい」と話しています。慶北体育会は今年ウィソンで開かれたウィソン国際カーリングカップ大会でも銀メダルを取っています。選手5人の苗字が皆キムであることから、通称チームキムと呼ばれています。


春川市庁は去年8月の韓国代表選抜戦で、チームキムを10対3で破り、韓国代表となりました。選手は皆1999年生まれで、今年3月にデンマークで開催されたカーリング世界選手権2019で、3位決定戦で日本を7対5で破り、銅メダルを手にしました。世界選手権で初めてのメダルを獲得する快挙を成し遂げましたが、「チームキムのことは知っていても、春川市庁の存在はあまり知られていない」とスキップのキム・ミンジさんは話していて、「今回の国内リーグでチームカラーをはっきり示し、存在感を出したい」と意欲を燃やしています。通称はカーリングとガールクラッシュを掛けたカールクラッシュです。


京畿道庁は第2の全盛期を迎えたと評価されています。今年7月の韓国代表選抜戦で春川市庁を6対5で抑え、2019~2020シーズンの韓国代表となったのです。京畿道庁は2014年のソチオリンピックに出場し、8位と善戦したことで、カーリングの魅力を韓国国内に広めるきっかけとなったチームです。スキップのキム・ウンジさん他一人が当時のメンバーで、他に双子のメンバーなど3人が加わっています。通称はカールズデー(カーリング+ガールズデー(女性アイドルグループ名))です。


カーリング人気が盛り上がって、男性のほうももっと注目されればいいなと思います。

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