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ライフスタイル

第544話 新型コロナウイルスの感染拡大、どうする中国人留学生たち

#アジュンマの井戸端会議 l 2020-02-25

玄海灘に立つ虹

© YONHAP News

日本もそうだと思いますが、韓国の大学では海外からの留学生を広く受け入れており、なかでも中国からの留学生はその数が圧倒的に多いです。

大学では通常なら3月2日から新学年が始まるのですが、2月18日の聯合ニュースによると、4年制大学の91%が始業式を延期しており、そのうちの80%が2週間延期しているということです。

しかし中国人留学生たちは自主的な隔離措置を2週間とることとされていて、それを守るために続々と入国している状況で、2月の最後の週に1万人余りが韓国入りするだろうとされています。教育部はその週を集中管理週間と定め、2月24日から仁川(インチョン)空港に中国人留学生専用窓口を設け、特別管理に乗り出しています。


仁川空港に設置された窓口の名称は、中国入国留学生案内センターといいます。留学生を含め中国から韓国入りした人たちは、検疫とともに通常の入国手続きとは異なる手続きを行わうことになります。まず韓国国内での住所や連絡先などの確認を受け、自己診断のためのアプリケーションを自身のスマートフォンにインストールしてもらいます。次に「案内センター」に立ち寄り、そのアプリケーションに、所属する大学を入力したかの確認を受け、大学当局に入国したことを知らせたかを確認します。まだならその場で大学側に電話をするようにします。あと、自主隔離(外出自粛、登校せず発熱などの症状を毎日チェック)を行う2週間、どう行動すればいいかに関する説明を受けます。


しかし、このセンターに、韓国に入国する中国人留学生全員が立ち寄るわけではありません。義務ではないからです。それに一部の大学では引率者を空港に派遣している場合もあります。その引率者が責任を持って居住地に送り届けるので、その場合も立ち寄る必要はないわけです。

ただ、予想より中国からの留学生の数が少なくなるのではないかとの見方も出ているようです。2月24日、ソウルにある慶熙(キョンヒ)大学が運行した、仁川空港から大学まで中国人留学生を送り届けるバスには、本来なら30人ぐらい乗るはずだったのが、たった一人が乗っていたそうです。慶熙大学の関係者によりますと、「週末を過ぎてから予定を変えた留学生が多い」として、「韓国に入国するとしていた学生たちの半数が入国しない意思を伝えてきた」といいます。


ちなみに慶熙大学は去年を基準にみますと韓国の大学のなかで中国人留学生がもっとも多く、3839人に達しており、海外からの留学生全体の63%を占めています。そのなかには冬休み中に中国に帰国していない学生、学校の外で自炊している学生たちもいますが、慶熙大学ではおよそ100人が韓国への入国を延期するとしており、入国するのは70人くらいにまで減ったということです。特に大邱(テグ)とその周辺地域にある大学では、中国人留学生からの休学の問い合わせも増えているとして、韓国への入国が敬遠されている現象も出ています。

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