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ライフスタイル

第592話 BLACKPINK、初めてのオンラインコンサート開催!

#アジュンマの井戸端会議 l 2021-02-02

玄海灘に立つ虹

ⓒ YG Entertainment

BLACKPINK(ブラックピンク)が初めてオンラインコンサートを開催しました。

BTSやSuperMなどがすでにオンラインコンサートを開催しており、BLACKPINKは一足遅れた形になりましたが、それだけに、待っていたファンも多く、熱烈な反響がありました。1月31日午後2時から90分間行われたコンサートでは、おなじみのヒット曲だけでなく、メンバーのソロ曲が公開されたことでも大きな話題をさらいました。


BLACKPINKのオンラインコンサートが、前に行われたKPOPのコンサートと違っていた点は、ユーチューブで有料発信されたことです。ユーチューブはこれまで、放送局など多様なチャンネルで公開されるコンサートの画像を流したことはありましたが、BLACKPINKのオンラインコンサートの場合は、ユーチューブが独占契約を行い、有料で発信したものです。ちなみに料金は、生中継と再中継を観られるのが基本で、3万6000ウォン。4万8000ウォンを払えば、基本+ビハインドコンテンツを観ることができます。今回のコンサートを生中継で観たのは世界で28万人(中国を除く)。ちなみに去年6月にBTSが行った初のオンライン有料コンサートは75万人が視聴しています。


他のオンラインコンサートと違う点はまだあります。ARやXRなどの先端技術を使った舞台演出に集中するのではなく、徹底してアナログ指向でした。オフラインで行うコンサートツアーの場合は大規模なセットや舞台装置を使うのが効率的ではないのでデジタルの力に依存することになるのですが、今回の場合は、「観る人はデジタル環境であっても、演出する側としては装備を減らす必要はないため、できるだけアナログ方式で演出した」と、公演を総括したYGエンターテインメントの関係者は説明しています。メインになったセットは3つで、それらが曲の雰囲気に合わせて10種類の舞台に様変わりするという仕掛けだったそうです。また、ワールドツアーで一緒だったバンドがライブで伴奏を行った点も、オンラインコンサートでは異例のことでした。大型モニターの分割画面にたくさんのファンの姿が映し出されるという、無観客イベントではおなじみのシーンもありませんでした。曲の合間合間に韓国語や英語でのトークはありましたが、コミュニケーションを強調するというよりは、舞台裏のシーンや事前収録したメンバーのインタビューを見せたりと、ドキュメンタリーのような進行だったということです。


BLACKPINKのコンサートは去年初めに行われた日本でのドームツアー以来、1年ぶりです。今回のオンラインコンサートは去年12月に行う予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で1月末に延期されていました。

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