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ライフスタイル

第683話 クリスマスイルミネーションでデパート3社が真剣勝負!

2022-11-29

玄海灘に立つ虹

ⓒ THE HYUNDAI SEOUL

11月も末となり、クリスマスシーズンが到来しました。

韓国のデパート大手3社、新世界、ロッテ、現代百貨店では、今年、いずれもイルミネーション専門のタスクフォースをつくり、1年近くイルミネーションを準備したそうです。

まずはロッテデパートです。今年2月からタスクフォースをつくり準備したそうで、特に明洞(ミョンドン)にある本店は、お隣にある新世界百貨店のイルミネーションが去年爆発的な話題になったため、今年は負けられないという強い意志が感じられる完成度になっています。イルミネーションを専門とする社員5人とビジュアル戦略部門のデザイナー120人が10ヶ月間100回あまり会議を続けて完成させた今年のロッテ百貨店のイルミネーションは、本店の場合、ショーウィンドウ全体をクリスマステーマで飾り、外壁に長さ100メートル以上のファサードを3階の高さに新たにつくり、全体をクリスマスツリーとライトで飾っています。また、ソウル蚕室(チャムシル)のロッテタワー前広場に設置されているメリーゴーラウンドも、週末は乗るのに1時間以上待つほど話題になっています。


新世界百貨店のほうは、特に本店の場合、去年は周り一帯に黒山の人だかりができるほどの人出で、SNS映えする場所として若い世代の注目スポットとしての名声を得ましたが、今年もその名声を維持しようと、こちらも1年近くの会議を重ね、イルミネーションを決定しました。今年も大型のスクリーンを活用していて、馬車が雪景色の中を駆けていき魔法の城に到着する動画でファサードを飾っています。メディアファサードというそうで、去年より1.5倍大きくなったスクリーンに、去年よりはるかに多い350万個のチップLEDが使われています。


現代百貨店も、今年3月からクリスマスタスクフォースを立ち上げ、ここKBSからほど近いところにあるザ現代ソウル(現代百貨店汝矣島(ヨイド)店)の5階に3300平方メートル規模のHビレッジをつくりました。ここは13メートルの高さのクリスマスツリーと120本余りの木、6000個あまりの電球で飾られています。外壁に設置されたのではなく、デパートの中にあるのが特徴なのですが、室内でのクレーンの作業が困難で、照明を設置するだけで3週間以上かかったということです。他にも貿易センター店前広場には、大きなクリスマスツリーや丸太の家などが設置されています。外で写真だけ撮るのではなく、造形物の中に入れたりと、中で楽しめる空間となっています。


こうした華やかなイルミネーションで対決しているデパートですが、今のような景気の悪い時に、しかも原油高などでエネルギー費用が高い時に、あんなに電気を使っていいのかという指摘もあります。そうした声を意識してか、百貨店3社はともに省エネにも気を使っています。3社ともに、イルミネーションの点灯時間を午後5時30分から10時30分までに制限し、去年より2時間短くしています。新世界百貨店の関係者は、「一日2時間ずつ電気を灯す時間を減らせば、1か月で7万5000キロワットの電力を節約でき、松の木250本余りを植える効果がある」と話しています。また3社はいずれも、一般の照明より電力を80%減らすことができるLEDを使っています。


それに、イルミネーションを見に来る人たちが一度に集まってくる場合に備え、3社ともに安全確保にも格別に力を入れています。ロッテ百貨店は、本店の周辺と向かい側の道に、合わせて30人余りを配置して歩行者の管理や交通整理に当たっています。新世界百貨店でも本店周辺と向かい側にある建物に安全と交通整理のための要員50人余りを配置するとともに、長さ340メートルのフェンスを設置しました。現代百貨店も、Hビレッジを見に来た人たちが多い時間には「ウェイティングシステム」を取り入れ、入場できる人数を制限し、安全管理のための要員を普段の倍に増やしたということです。

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