夏になりサンダル姿の若い女性の姿を多く見かけるようになりました。しかしサンダル履きは良いものの、裸足はいけないという場合があります。どんな場合なのでしょうか。それでは今日もまずは留学生の山田君とお友達の金さんの会話からです。
山田君 金さん、朴先生との約束はたしか12時でしたよね。いそがないと。
金さん 家の玄関に着いたらちょうど12時ですよ
山田君 それにしても教授の家に行くというのはちょっと緊張しますよね
金さん 山田君、ちょっとベル押すの待って。サンダル履きで来たから、 靴下履くから。
韓国でも夏になればみんなサンダルを履いています。特に女性たちは足の指にきれいなペティキアをして颯爽と歩いています。大学に行くのも、コンビニに行くのも、デートするときにもサンダルを履いていきます。
しかしサンダルを履くのはかまいませんが、裸足はまずいという場合があります。たとえば目上の人の家を訪問したときなどです。そういうときは女性たちはサンダルを脱いでから、そっとかばんから靴下を取り出して履きます。
外を歩くときにはかまわないものの、目上の方の前で裸足はまずいということです。これは自宅を訪問するとき以外でも、たとえばお寺に行き本堂に上がるときには必ず靴下を履くようにします。
ようするにきちんとした席や場所で素足はまずいということです。
ということで韓国マナー、韓国では裸足にサンダル履きで町を歩いていても目上の人の家にお邪魔したり、お寺の本堂に上がったりするときには裸足のままではなく靴下を履くようにします。素足を目上の人に見せるのは失礼だということです。