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ライフスタイル

お冷ください

2017-08-21

お冷ください
日本だと飲食店などに入るとお茶やお水がまず出てきますよね。韓国も同じです。どんな小さなキムパブ(海苔巻き)屋さんでも、お店には必ず水が用意してあります。でも日本とは若干違うところもあるので、ご紹介しましょう。それでは今日もまずは留学生の山田君とお友達の金さんとの会話からです。


金さん  山田君、お昼食べに行きませんか? 夏だから冷麺でも行きますか?
山田君  実はお腹の調子が悪いんです。できるなら温かいうどんがいいな
金さん  いいですよ。
山田君  うどん屋なら温かいお茶ありますよね
金さん  韓国じゃ、夏でも冬でも食堂で水といったら、冷たい水ですよ


ヨーロッパなどと違い韓国も日本と同様水は無料です。食堂に入れば必ず水が出てきます。おばさんが持ってきてくれない場合は、セルフといって自分でコップに水を入れて自由に飲みます。
韓国人は食事の後に必ず水を飲みます。食事の最後は水と言う感じです。ちょうど日本で食事の後に日本茶を一杯飲むような感じです。よく家に友人や知り合いが訪ねてきたときに、「何がいいですか、コーヒー、それもと紅茶」などと聞いた時に「水でいいわ」という答えが返ってくることがあります。「えっ、水? ただの水?」という感じで私も最初は戸惑いました。遠慮してるのかなと思ったのですがでもどうもそうではなく、本当にただの水がいいと言う人がたくさんいます。
また反対に冬になり食堂などで温かいお茶が欲しいというと,温かな麦茶やただのお湯が出てくることもあります。また最近はセルフのところは浄水器から直接コップに入れたりするので、その場合はお湯のボタンを押せばお湯が出てきます。
ということで韓国の食堂ではなかなか温かなお茶を出してくれるところはありません。でもたとえば日本料理のお店に行けば日本茶が出てきます。そのほかに冷麺屋に行くと温かなユクスと呼ばれるスープのようなものが出てきます。これは麺の汁のだし汁のようなもので、とても美味しく韓国にきたら是非召し上がっていただきたい飲み物です。冷麺屋でないと味わえないので、ぜひ冷麺の専門店に行ったときに味わってみてください。
ということで韓国マナー、韓国の食堂では温かいお茶ではなく、冷たい水が出てくることがよくあります。また家庭でも食事のあとには水を飲むという習慣があります。最近の食堂の中には水はセルフというところもあるので、そういうときには自由に浄水器から水やお湯を汲んできて飲んでください。

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