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ピープル

“多様な交流が続き・・・続けたいと思っている・・・” ~見た!韓国の素顔 総集編Ⅰ~    

2014-08-25

「見た!韓国の素顔」は、最後となる9月1日とその前週の8月25日の2回にわたって、これまでお伝えしてものの総集編です。韓日交流で活躍する人たちの素顔にもう一度迫ります。



「見た!韓国の素顔」の放送 
2013年1月から2014年7月までの19回シリーズ
ジャンル別では・・・                          
・カラオケ大会や筝曲教室など、音楽の分野が6回で最多
・高校生のスピーチ大会や日本語教室など言語の分野が3回
・韓日交流のあり方、人の移動・交流がそれぞれ2回
・スポーツ、演劇、自治体交流、福祉交流、食文化、韓日交流おまつりがそれぞれ1回


韓日交流の特徴は2つ
第1に、多様性。このように多様な分野にわたる活発な国際交流はまれ(韓国と日本の地理的な近さ、歴史的な関係の深さ)
第2に、市民レベルの交流を大切にしたいという思いの熱さ

多様な活動とは・・・ 
合気道は“人間愛” (2013年3月)
・日本の合気道を韓国で広める師範、ユン・デヒョンさんは、すでに韓国に28の支部をつくり、お弟子さんは1000人を超える 
・調和と愛を尊ぶ合気道の教えを極めようというユンさんにとって、合気道とは・・・
「相手を敵と見ることなく、自己発展、自己実現のパートナーとしてみるもの。(日本と韓国の
関係みたい?)そのとおりです。合気道を日本でも韓国でももっと普及させたい!」

“言わなくても伝わること” ~高校生日本語スピーチ大会から (2013年7月)
・韓国で日本語を学ぶ人は84万人
・熱心に日本語を学ぶ高校生たちが訴えたのは・・・                       「自分の心の中では、日本と韓国が一つになっている。多くの人が片方に偏った考えを捨
てられる日が必ず来ると信じています。その日が来れば、日本と韓国が仲直りするのは朝
飯前でしょう!韓国、日本。がんばれ!」
・高校生たちの夢は・・・
「夢は国際会議の通訳になること。韓日の架け橋になりたい。自信ある?あります」
「私は高校生。まだ具体的にはないが、韓日関係の問題は、私たちの世代が未来に向けて克服すべき・・・自信ある」

“韓国、日本、中国を取ったら、人だけが残る”
~韓日中共同制作演劇「祝/言」の舞台から (2013年11月)
・「祝/言」は、東日本大震災をテーマにした演劇
・主演した韓国人女優と、演出担当の長谷川孝治さんにとっての演劇の発信力は・・・
「韓国人、中国人、日本人、それぞれ違う国から、集まっても、結局同じ人間ということです
ね。中国、日本、韓国と国でわけても意味がないと思います。今回の演劇は、人間、愛、自
然がテーマになっているんです」
   「お客さんが1000人いたら、後ろに4人で4000人、さらに・・・。僕は部隊は決して小さく
ないと思っている!」(長谷川孝治さん)


“琴の魅力が分かれば、日本も韓国もない”
~ソウル日本公報文化院 筝曲教室から (2014年4月) 
・ソウル日本公報文化院の筝曲教室は5年前に開設、講師の富元清英さんに10人が習う
・今の韓日関係について、お弟子さんと富元さんは・・・
「政治のことでは、悪いかもしれないけど、文化的には関係ないと思う。(筝は13弦。韓国
と日本の間で糸が増えると良いですね?筝思って習ってますよ。私たちが日韓交流の柱に
なればいいかなと・・・(琴の糸ですかね?)ことの糸ですね」 
「この楽器を習う以上、まったく同じ方法で教えている。スーッと杯っていく素直にやってもら
えるので、日本のものだからというよりこの楽器の音がいいからで始まっている。その魅力がわかってもらえれば、日本も韓国もないと思ってますけど・・・」(富元清英さん)


私からの一言
多様な交流の現場を訪ね、活動する人々の素顔からは、国同士の関係が冷却した中でも、決して止むことにない力強さを感じ取ることができました。活動が続いていること、また、続けたいと思っていること。それが、これまで19回の放送から見えてきた「韓日交流の素顔」でした。

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