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旅行

南原市 1

2017-11-13

南原市 1
位置
南原市は全羅北道にあります。地図でみると先週までご紹介してきた大邸が韓半島の右側にあり、この南原は左側です。そして 大邸と同じように南原も盆地です。有名な智異山の玄関口でもあります。

交通
ソウルからですと、一番簡単なのが江南高速バスターミナルから南原行きの高速バスに乗ることです。時間にして3時間10分、15800ウォンです。これが一番安く行く方法です。鉄道でいく場合は、KTXでソウル駅から南原駅までが2時間2分で39500ウォン、ヨンサン駅から南原駅になると1時間49分39200ウォンです。速さはKTXが早く、値段では断然バスのほうが安いといえます。また南原行ってきましたという日本人観光客のブログなどをみてみると全州の帰りに寄りましたという人も多いようです。同じ全羅北道内なのでバスで1時間くらい、KTXでは24分の距離です。

お勧め観光
南原は古典芸能パンソリの「春香伝」の舞台として有名です。ですから「広寒楼苑」や「春香テーマパーク」など、「春香伝」と関連したスポットが市内の中心部にあります。
「春香伝」というのは朝鮮時代の説話で妓生の娘と両班の息子の身分を越えた恋愛を描いた物語です。
「広寒楼苑」は庭園です。二人が始めてであったのがこの中にある楼閣の広寒楼です。ここはもともと朝鮮時代の名宰相であった黄喜によって建てられましたが、その後焼失し、1638年に再建されました。また烏鵲橋は、春香と李夢龍が初めて出会い、愛をささやいた場所。2人の愛が込められたこの橋を渡ると愛がかなうと言われ、多くの恋人たちが訪れています。
私のお勧めは春香祠堂です。ここには春香の姿を描いた絵が奉納されています。もともとの絵は韓国戦争のときに焼失してしまい今の絵は1961年にキム・ウンホ画伯が書いて寄贈したものです。韓国を代表する美人の肖像画です。妓生という言葉のイメージからは程遠い清純な印象の春香です。
毎年5月には春香祭りが開かれており、そこではミス春香が選ばれています。美人コンテストでもミスコリアのような現代的な美人を選ぶのではなく、韓服の似合う古典的な美人を選ぶのがこのコンテストの特徴です。ミス春香から女優さんになった人もたくさんいます。

ウラ情報
春香テーマパークは「春香伝」をモチーフにして作られただけに歴代の春香関連のドラマや映画はここで撮影されています。またユチョン主演のドラマ「屋根部屋のプリンス」もここで撮影されました。韓ドラファンにはお勧めです。
またここには物語のストーリーにあわせて「出会いの場」「誓いの場」「愛と別れの場」「試練の場」「祭りの場」の5つのセクションから成っています。その中でも試練の場」は春香が拷問を受けたり牢に入れられたシーンを再現したもので、実際に牢に入って首かせをはめてみる体験もできるとか。写真を撮ってSNSに載せれば話題になること間違いなしです。

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