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社会

西海でタンカー衝突、原油1万500トン流出

Write: 2007-12-08 15:12:18Update: 0000-00-00 00:00:00

西海でタンカー衝突、原油1万500トン流出

韓国の西海沖に停泊していた大型タンカーにクレーンを載せた荷船が衝突して、タンカーの原油1万500トンが海に流れ出し、韓国では史上最悪の海洋汚染事故になる見通しです。
この事故は7日午前7時すぎ、韓国中部の忠清南道テアン郡の海岸から北西およそ10キロの沖合いに停泊していた香港船籍の大型タンカー「ハベイ・スピリット」14万6000トンに、近くを航行していたクレーンを載せた荷船1万1800トンが衝突したもので、この事故で大型タンカーのオイル・タンクに3つの穴が開いて、1万500トンの原油が海に流れ出しました。
海洋警察の調べによりますと、この事故は海上クレーンを載せた荷船を2隻の船で曳航中に、高波でワイヤー1本が外れて荷船が海に流され、停泊していた大型タンカーに衝突したということです。
今回の事故で流れ出た原油は、これまで韓国で最悪の海洋汚染事故となっている1995年7月にタンカーが座礁して原油5000トンが流出した事故に比べて2倍以上の規模で、政府は事故のあった海域にオイルフェンスを張るなどの措置をとっています。
周辺は国立海洋公園やカキの養殖場などがあるため、当局は全国の防災船を動員して、油の拡散を最小限に食い止めるため、全力を上げています。

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