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社会

大戦後に朝鮮人捕虜2000人がシベリア抑留 政府が確認

Write: 2010-12-27 15:31:57Update: 2010-12-27 15:31:57

日本植民地時代に日本軍として強制動員された朝鮮人1万人が、終戦後にソ連軍の占領地域に捕虜として残り、このうち2000人がシベリアに抑留されて強制労働を強いられた事実が政府レベルの調査で初めて確認されました。
政府と徴用被害者団体などによりますと、国務総理所属の「対日抗争期強制動員被害調査及び国外強制動員被害者など支援委員会」はこのほど、「シベリア抑留朝鮮人捕虜問題」の調査を終えました。
それによりますと、日本植民地時代に、日本軍として徴用されて、中国東北地域で服務した朝鮮人男性はおよそ2万人と推定されます。
このうち1万人は終戦後、ソ連軍によって武装解除されて、シベリアに抑留されて強制労働に動員されました。
このうち7000人ほどは健康悪化や身元が確認されて開放されましたが、およそ2000人は捕虜として強制抑留されたということです。
ただ今回の調査は、シベリア地域に限られていることから、正確な実態調査のためには旧ソ連の韓国人捕虜が収容されたすべての地域に広げるべきだとする指摘も出されています。

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