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政治

バグダッド 陥落

Write: 2003-04-09 00:00:00Update: 0000-00-00 00:00:00

バグダッド 陥落

イラクの首都、バグダッドが陥落しました。バグダッドでは韓国時間で、9日午後9時半ごろから、市の中心部にアメリカ軍の戦車がぞくぞくと集まり始め、市民の歓迎を受けました。散発的にあったイラク軍の抵抗もなくなり、アメリカ・イギリス合同軍は、開戦21日目で事実上勝利しました。カタールにあるアメリカ中央軍前線司令部は、韓国時間で9日夜8時、記者会見し「もはやフセイン政権は、首都バグダッドを支配していない」と述べ、バグダッドが陥落したという見方を示しました。アメリカ・イギリス合同軍は、バグダッドの北200キロにあるフセイン大統領の出身地、テイクリートに向けてさらに進撃を続けています。バグダッドでは、前日まで報道陣の前に姿を見せていた情報相ら要人の影も見えず、軍人や警官の姿はまったく見られなくなりました。またイラク国営テレビも沈黙を守っています。こうした中で市の中心部に集まった市民たちは、そびえ立っていた大きなフセイン大統領の銅像の首にロープをかけてクレーン車で引き倒し、人々は倒れた銅像の上に上がって歓声を挙げました。市内では、無政府状態となっているため、政権の施設や商店からの略奪が行われており、市民はアメリカ軍に向かって「グッド、グッド、ブッシュ」と叫びながら拍手を贈るなど、歓喜を声を上げているということです。

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