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政治

文在寅大統領 大法院長候補に金命洙氏指名

Write: 2017-08-22 11:08:33Update: 2017-08-22 13:05:53

文在寅大統領 大法院長候補に金命洙氏指名

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、21日、日本の最高裁判所長官にあたる大法院長の候補に金命洙(キム・ミョンス)春川地方裁判所長(57)を指名しました。
大法院長の任期は6年で、各級裁判所の指揮・、監督権や裁判官の任命権を持ちます。
金命洙氏は、釜山生まれで、ソウル大学法学部を卒業し、大法院の裁判研究官やソウル高等裁判所の裁判長などを歴任しました。
大法院の裁判官である大法官の経験のない人が大法院長の候補に指名されるのは、1961年以来56年ぶりです。
また、来月任期を終えて退任するいまの大法院長より司法研修院の13期後輩で、年齢は11歳下と、新しい政権の法曹界の破格の人事の延長線上にあるとみられています。
現在、司法部のもっとも大きな懸案は、裁判官の性向などを記録して管理したとされる、いわゆる「司法部のブラックリスト」疑惑についての再調査です。
また、朴槿恵(パク・クネ)前大統領の弾劾につながった、朴前大統領とその親友、崔順実(チェ・スンシル)被告の一連の疑惑について、公正な判決ができる環境づくりも大きな課題となっています。
金氏は、法曹界では代表的な革新系とされ、任命されれば、司法部の改革を強く推し進めるという見方が出ています。
金氏は、国会人事聴聞会を経て、任命同意案が可決されれば、正式に任命されることになります。

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