韓国のメディアに対する韓国国民の信頼度を調査したところ、肯定的な考えを示した人は全体の3割程度にとどまり、国民の7割程度は否定的な考えを持っていることがわかりました。
アメリカの世論調査会社の「ピュー・リサーチ・センター」が、去年の春、韓国やアメリカ、日本など世界38か国で国民1000人ずつを対象に、自国のメディアに対する国民の信頼度について調査しました。
それによりますと、「政治状況に対して公正な報道が行われている」と答えた人は、韓国国民の27%に止まり、ギリシャの18%に続いて2番目に低い割合となりました。
また、「時事問題について正確な報道が行われている」と答えた人は、韓国では36%に止まり、ギリシャの22%に続いて2番目の低い割合でした。
一方、日本では、「政治状況に対して公正な報道が行われている」と答えた人が55%を占めたほか、「時事問題で正確な報道が行われている」と答えた人は65%を占めています。