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国際

習近平主席 平和協定締結を提案か

Write: 2018-04-02 11:07:35Update: 2018-04-02 11:14:20

習近平主席 平和協定締結を提案か

習近平国家主席は先月9日にトランプ大統領と電話会談し、南北と米中の4カ国による平和協定締結を提案したということです。
共同通信が1日付で報じました。
習近平主席の提案は、国連軍と中国人民軍、北韓の朝鮮人民軍の間で締結された停戦協定を平和協定に転換するというものですが、トランプ大統領はこうした提案について確答を避け、北韓に対する圧力を継続することを求めたということです。
4カ国による平和協定は2007年10月の南北首脳宣言にも盛り込まれていて、「南と北は現在の停戦体制を終息させ、恒久的な平和体制を構築しなければならないという認識を共にし、終戦を宣言する問題を推進するために協力していく」としています。
平和協定締結について今のところアメリカは否定的です。
北韓は平和協定締結の条件として在韓米軍の撤収を求める可能性もあり、北韓の非核化が進まない状況でアメリカが平和協定締結に向けた論議に応じる可能性は低いとみられます。
南北と米中の4カ国は1996~99年にかけて平和協定締結について協議したことがありますが、北韓が在韓米軍の撤収を強く求め、成果はありませんでした。

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