消防庁は、釈迦の誕生を祝う「釈迦誕生日」の前日と翌日を含めて、21日から23日までの間、特別警戒態勢に入ることを明らかにしました。
釈迦誕生日は、旧暦4月28日で毎年日付が変りますが、ことしは5月22日で、韓国では祝日となっています。
消防庁によりますと、2013年から2017年までの5年間、仏教の寺院で発生した火事は合わせて262件に上りました。
火事による死傷者は13人で、このうち1人が死亡しています。
火事の原因は「注意不足」が94件でもっとも多く、続いて漏電など「電気関連」が71件に上っているということです。
消防庁は、釈迦誕生日を記念して供養のための提灯である「燃灯(ねんとう)」をかざしたり、蝋燭を灯したりするなど火の使用が多いため、火災が発生する可能性が高いとして注意を呼びかけています。