バチカンで行われる予定だった韓国と北韓のテコンドー演武団による合同公演は北韓が参加しない方針を示したため、実現できなくなりました。
南北のテコンドー演武団は、ローマ法王庁の招待で、今月30日にバチカンのサンピエトロ広場でフランシスコ法王の前で合同公演を行う予定でした。
韓国のテコンドー関係者によりますと、このほど、韓国主導のWT=世界テコンドー連盟に北韓主導のITF=国際テコンドー連盟からバチカンでの合同公演に参加しないとする内容の通知文が送られたということです。
通知文には韓米軍事演習の「マックスサンダー」の関係によりバチカンでの公演はできないとの内容が記されていたということです。
今回の合同公演は、2月に開かれた平昌冬季オリンピックの開会式に出席したローマ法王庁の代表団が提案して進められていました。